アルメニア・ディアスポラ子孫らにトルコ国籍付与―1915問題、第2策
2014年04月25日付 Radikal 紙


トルコは、昨日24日にタイイプ・エルドアン首相が1915年事件の犠牲となったアルメニア人に対して哀悼の意を示したのに続いて、さらなる一歩を進めようとしている。

1915年事件の中オスマン朝の領内からの移住を強いられ、その当時の状況が原因でトルコ共和国の国籍を得ることができなかった、もしくは失ったアルメニア人の子孫たちに対して国籍取得の権利認めることが議題に上がっている。

このことは1月にアンカラで開かれた会議で最初に話題にされた。

1月に「アンカラ思想の自由企画」が開催した会議では、世界各地にディアスポラ(離散)しているオスマン帝国時代に移住した、もしくは移住を強いられたアルメニア系オスマン人たちの子孫たちにトルコ共和国のパスポートと身分証を付与することがが提案された。

この提案はその後外務省に送られた。

■外務省は前向き

外務省の関係筋は、国籍を失った、もしくは剥奪されたアルメニア人の子孫たちに対し、要求に応じてトルコ国籍取得の権利を認めることについて「前向きにとらえらえられている」とし、このことに関して予備的な調査が行われていると述べた。

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( 翻訳者:今城尚彦 )
( 記事ID:33623 )