エジプト:ガス・石油産業への海外投資を熱望
2014年04月25日付 al-Hayat 紙

■エジプト:石油やガス産業への83億ドルの海外投資を熱望

【カイロ:マールスィール・ナスル】

エジプト石油省は報告書を通じて昨日(24日)、石油やガスの掘削調査における今年度の海外からの投資の目標到達額を83億ドルに設定したと発表した。昨年度から3.75%の増加だ。エジプト石油省はまた「石油部門は現政権発足以来、29の新協定への合意に成功した。投資の総額は最低約18億4,500万ドルであり、その内新たな126油田の掘削へは1億9,460万ドルの投資がなされた」と付言した。

エジプトはここ数年、強まるエネルギー需要に応えるため、石油やガス生産の増加を追求している。エジプトの石油の調査・生産活動においては外国企業が優勢を占めており、その中にはイギリスの2社「BP社」「BG社」やイタリアの「ENI社」などを含む。報告書によると海外からの投資額は、2012‐2013年度で75億ドル、2013‐2014年度で80億ドルに到達した。エジプトにおいて掘削調査事業を担う海外企業の数は70に上った。エジプト政府は昨年12月、エジプトで活動している海外企業からの回収金で15億ドルを返済し、政府の滞納額は48億ドルに縮小した。

(後略)



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:谷山ひかる )
( 記事ID:33676 )