エルドアン首相「ギュレンのトルコ返還へ法的手続きはじめる」
2014年04月29日付 Milliyet 紙

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、フェトフッラー・ギュレン氏のトルコ返還のために法的手続きを開始したと述べた。

エルドアン首相は、党のトルコ大国民議会(TBMM)における会派会合の後、新聞記者の議題に関する質問に答えた。

エルドアン首相は、ある新聞記者の、「イスラエルに関して交わされる取り決めについて(首相は)発表をされました。大使の着任は問題となっていますか」という質問に対して、「今もなお交渉が続けられています。交渉が終わり、そのあとになります。交渉が終わった後に(関係の)正常化が大使の任命により始まるでしょう」と語った。

エルドアン首相は、「ジェムエヴィがおかれている状況に関して法整備を計画していますか?ニュースでは4つの改革が計画されていると報じられました」という記者の質問にも、「私はそのようなことを計画していません。ジェムエヴィに問題がありますか?みんなジェムエヴィをつくっていますか、つくっています」と答えた。

■フェトフッラー・ギュレンのトルコ返還への法的手続き

エルドアン首相はまた別の記者の、「外国のメディアにあなたが行ったインタヴューでは、フェトフッラー・ギュレン氏に関して言及しています。フェトフッラー・ギュレン氏のトルコ返還に関する法的なプロセスは始まるのですか」という質問に「始まります」と答えた。

エルドアン首相は、公共放送サービス(PBS)のチャンネルで、テレビ司会者のチャーリー・ローズ氏と以前行ったインタヴューで、フェトフッラー・ギュレン氏のトルコ返還に関して初めてはっきりと述べた。エルドアン首相は「アメリカ合衆国はフェトフッラー・ギュレン氏をトルコに返還するのか」という質問に関して「そうなることを願っております。少なくとも強制送還をする必要があります」と述べた。

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( 翻訳者:松井友紀 )
( 記事ID:33699 )