パルヴィーン・ファルシュチー海洋環境担当副長官(IRNA公式サイトより)
【ハムシャフリー・オンライン】環境保護庁海洋環境 担当副長官 は「昨今、極めて豊かな
ホルモズ島(ホルムズ島)の土が、ペルシア湾沿岸諸国へ運ばれている 」と発言した。
イラン国営通信の報道によると、パルヴィーン・ファルシュチー副長官は、環境保護庁で行われた記者会見で、「ペルシア湾周辺域において、我々が直面している難題の一つは、鉱物組成 という観点から非常に重要なホルモズ島の土が運び去られている ことである」と述べた。
同副長官 はさらにこう続けた。
ホルモズ島の土の実際の価値を調査するために、独自の解析を実施しなければならないと考えている。というのは、目下、我々はこの価値ある島から土が運び去られているのを目の当たりにしているからである。
同副長官は、いかなる団体、もしくは個人によって土が採取され、ペルシア湾沿岸諸国に運ばれているのかというイラン国営通信記者の質問への回答として、こう述べた。
このような行為は、民間企業によって行われており、政府機関は介在してしない。しかし、ホルモズ島の土の採取と持ち出しを防ぎ、また、こうした行為を監視する上で、州政府関係者らの責任は、環境保護庁が負うべき責任よりも重いものであると考えている。
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( 翻訳者:8412305 )
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