スレイマン1世の「内蔵」発見―ハンガリー
2014年05月08日付 Radikal紙


ガーズィー大学のイブラヒムギル教授は、「立法者」スレイマン1世の内臓がハンガリーのシゲトバールにあるカーヌーニー・モスクの中庭の一角に埋葬されていることを確認した。モスクでは専門家によるチームが発掘調査を行う。

トラキア大学は、首相府振興基金の支援を受け、イスラーム学財団とイスタンブル大学イスラーム研究センターとの共催で、「オスマン科学・思想・芸術世界の中のバルカン」と題したシンポジウムを開催した。

ガーズィー大学文学部芸術歴史学科のメフメト・ゼキ・イブラヒムギル教授はシンポジウムで講演し、ワクフ(宗教寄進)記録によると、バルカン各地にはこの地を500年間統治したオスマン朝に関係する15,000の建造物があり、その90%は所在地が確認されたと述べた。

バルカン各地にはモスクやハン(隊商宿)、テッケ(修道場)、橋、病院といった建造物を含む4000から5000の建造物が現存しており、マケドニア、ハンガリー、コソボ、クロアチアにおけるオスマン時代の作品の修復活動が続けられている、とイブラヒムギル教授は具体例とともに説明した。

■スレイマン1世の内臓を発見

イブラヒムギル教授はハンガリーのオスマン建造物について言及し、スレイマン1世の心臓および内臓が埋められていた場所の確定に関する情報をわずかながら説明した。

教授によると、「ソコルル・メフメト・パシャ(大宰相)のワクフ文書に、立法者スレイマン1世の内臓がシゲトバールのカーヌーニー・モスクの中庭の一角に埋められていることを裏付ける記述がありました。さらに史料には、ソコルル・メフメト・パシャも葬儀の時にその場にいたことも書かれています。これは今のところ見つかったばかりの情報でして、詳細については記者会見にて発表いたします。後日発掘チームが現場で発掘調査を行う予定です。」

シンポジウムにはクロアチアのアズィズ・ハサノヴィチ大ムフティー(宗教指導者)、ブルガリアのハジュ・アリシュ大ムフティー、ギュムルジネ(ギリシャ・コモティニ)選出ムフティー・イブラヒム・シェリフ、イスケチェ(ギリシャ・クサンティ)のムフティーであるアフメト・メテ各氏も出席した。

シンポジウムでは次のような発表が行われた。
トラキア大学ネジップ・ユルマズ准教授「フィリベリ・アフメト・ヒルミと唯物主義に対する批判」
ネジメッティン・エルバカン大学教授イブラヒム・ジョシクン教授「フィリベリ・アフメト・ヒルミによるアッラー」
マケドニアのテトヴォ国立大学のカーニー・ネスィミ教授「オスマン朝期及びその後の時代に生きた重要人物、アルナヴット・エクレム・ベイ・ヴロラ」

参加者に配布された資料は、クロアチアのアズィズ・ハサノヴィチ大ムフティーと、議長を務めたバイラム・ダルクルチ教授から配布された。

「オスマン科学・思想・芸術世界の中のバルカン」シンポジウムは明日9日に閉会する。

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(翻訳者:今城尚彦)
(記事ID:33808)