首相は市民をなぐった?―AKP報道官、否定
2014年05月17日付 Milliyet紙


ヒュセイン・チェリキAKP報道官(党副党首)は、首相が市民を殴ったという主張に対し、「あのあなた方が映像だというものを私も見ました。ですがそのような映像はありません」と話した。

同報道官は、党中央本部で記者会見を開き質問に答えた。

チェリキ報道官は、エルドアン首相が市場でタネル・クルンジャという市民をなぐったという件について話し、「タネル・クルジャあるいは他の件について、一部の人が主張しています。が、それに関し確実な映像はありませんでした。あのあなた方が映像だというものを私も見ました。そのような映像はありません。あなたがたは、彼の証言は信用していますが、首相や首相の周りにいた何百人もの人々の言い分や説明を信用していません。これはもうあなた方の判断です、あなた方がどう考えるかです」と語った。

チェリキ報道官は、ユスフ・イェルケル首相補佐官が、ソマでの事故に対して抗議活動をしていた市民を蹴ったことに関して、「ユスフ・イェルケル補佐官が行った会見があります。ただ1枚の写真でもってすべての真実はこうだと考え、決めつけ、判断することは正しくありません。両者の主張を一緒に聞かなければなりません。イェルケル補佐官は、彼が蹴った人物は補佐官に対して暴力を使い、襲い、負傷させ、補佐官は医者にかかり、医師から全治7日間と診断された診断書を受けとったと発表しました。私もヒュセイン・チェリキとして申し上げます: ユスフ・イェルケル補佐官は自分の感情に負けてあのような状況にならなかったらよかったのにと思います。彼もこのことを述べていると思います」と話した。

チェリキ報道官は、ソマ・ホールディング経営執行部の会見が「大混乱」であったことに触れ、「この炭鉱は2009年以降ソマ・ホールディングが経営しています。大混乱の記者会見でした。このような記者会見でなければよかったのにと思います。おそらくもっときちんとした形でうまくおさまるはずのものでした。20人が一度に質問するようなことは残念ながらよいものではありませんでした。彼らは自分たちがいる現場から問題を説明し始めていました。炭鉱について結論が出されつつあります。問題に関連して、行政と司法から事故の原因を生んだ上層部を調査中です。怠慢や失敗、軽視していた人物に対しては必要な処置を取ることは、我々の法的、政治的、人道的、良心的な義務であります」と語った。


■ソマでの悲しみは噴煙をあげる火山のようであり、悲しみの火山は溶岩を吹き出し続けている

チェリキ報道官は、ソマの炭鉱事故に関して犯人を捜す時ではないと述べ、「火はそれが落ちた場所を焼くものです(悲しみや辛さは当事者でなければ分からない)。ソマでは母親たち、父親たち、子供たちの悲しみはまさに噴煙をあげる火山のようなものです、悲しみの火山は溶岩を吹き出し続けています。家族の心に燃えきったまっかな炭や残り火が落とされてしまいました。桁違いの悲劇です。最大の炭鉱災難の一つです。国を挙げて喪に服しています。わずかでも良心がある人はこの事故に対して悲しみを感じています。284人が亡くなりましたが、傷ついている人々はこの事故を悲しんでいる人々と同じ数だけいます(良心のある人々は皆傷ついています)。犯人探しの時ではありません。まず傷をしっかりと癒し、それから責任を問いましょう」と話した。

以下略

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(翻訳者:富田祐子)
(記事ID:33900)