イスラエル・パレスチナ:エルサレム旧市街に監視カメラを多数設置する計画
2014年05月22日付 al-Hayat 紙


■イスラエル:イスラエル警察がエルサレムに監視カメラ500台設置を決定

【被占領地エルサレム:アナトリア通信】

イスラエル警察が東エルサレムに追加で500台の監視カメラを設置することを決めた。イスラエル警察は数年前に、旧市街の諸街区に数十台のカメラを設置していた。

イスラエル公共ラジオはイスラエル警察が「これらのカメラの設置には3年間かかる予定で、最大1億シェケル(2,900万ドル)の費用がかかることになるだろう」と発表したと報じた。

イスラエル警察によると「カメラは入植地フランスの丘や旧市街地北部、またエルサレム南部のアブー・ガニーム山にある入植地ハル・ホマにまでもまたがり、様々な地域に設置されるだろう」と明かした。

また警察側は「この計画はエルサレムの住民とその訪問者に、安全の認識を高めてもらうことが目的だ」と述べた。監視カメラが設置される地域にはパレスチナ人地区と他にもユダヤ人地区が位置する。

パレスチナ人は以前、監視カメラの設置目的は彼らパレスチナ人達の行動を見張ることにあると指摘し、数年前の旧市街内へのカメラ設置後に激しく反発した。

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( 翻訳者:倉持由貴子 )
( 記事ID:33968 )