『ガーヌーン』紙、発行停止:《虚偽の事実》の報道で「有罪」
2014年05月08日付 Mardomsalari紙
「保釈金1000億トマーンでロウヤーニヤーン司令官、釈放される」の記事(右中段のサングラスをかけた男性が同司令官)が掲載された『ガーヌーン』紙5月7日号
「保釈金1000億トマーンでロウヤーニヤーン司令官、釈放される」の記事(右中段のサングラスをかけた男性が同司令官)が掲載された『ガーヌーン』紙5月7日号

『ガーヌーン』紙は、正式にテヘラン検察庁から再度の告知があるまで発行停止処分とされた。

『ガーヌーン』紙発行責任者代理のアリーレザー・ニークーイー氏は、イラン学生通信(ISNA)の会見で、このニュースを伝えて次のように述べた。

テヘラン検察庁から文化イスラーム指導省に宛てた文書のコピーが我々に送付され、そこには、『ガーヌーン』紙を正式に発行停止処分としたと書かれていた。

ニークーイー代理は、次のように続けた。

文化メディア検察庁第12支部予審判事のシャフィーイー氏が、この文書にサインをしていた。

同『ガーヌーン』紙発行責任者代理は、発行停止処分の理由に関して次のように説明した。

同文書によると発行停止の理由は、世論をあおるような、事実と異なる内容、および、イスラームの規範に反する内容を掲載したことであり、文書の最後には、プレス監視委員会による『ガーヌーン』紙へのイラン暦第1月30日[2014年4月19日]の申し渡しに拠ると記されていた。

『ガーヌーン』紙編集長であるマスウード・カーゼミー氏は、「数時間前に検察から我々に《有罪の告知》が行われた」と述べたうえで、次のように説明した。

イラン歴第2月17日[2014年5月7日]水曜日、午前、検察から『ガーヌーン』紙の担当者らに電話連絡があり、「容疑者と彼に対する虚偽事実を伝えた《ロウヤーニヤーン氏[※]釈放》の記事掲載を理由として有罪と告知された。

※訳注:「モハンマド・ロウヤーニヤーン」は、治安維持軍交通警察司令官や、国家輸送燃料運営本部長などを務めたのち、2011年2014年1月まで人気サッカー・チーム《ペルセポリス》のGMを務めた。これには、アフマディーネジャード大統領[当時]の意向が強く働いていたと言われる。2014年5月5日、上記本部長在任時の汚職の容疑に問われ、逮捕・勾留。現在に至る。

同編集長は、さらに次のように続けた。

1千億トマーン[約33億3000万円]の保釈金でロウヤーニヤーン氏が釈放されたという記事は、通信社《ダーナー》から昨日の午後に配信され、ガーヌーン紙も同様の記事を掲載した。しかしテヘラン検察庁はこの記事を虚偽の報道とみなし、『ガーヌーン』紙に対して有罪の告知を行ったのだ。


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(翻訳者:8410045)
(記事ID:34009)