クルディスタン社会連合(KCK)評議会、「交通検問・店舗閉鎖はやめておこう」
2014年06月15日付 Radikal 紙


クルディスタン社会連合(KCK)評議会は、活動方法の変更を求め、以下のように述べた。「道路を封鎖すること、治安機関や軍、警察を妨害することは、この時期に行われないべきだ。シャッターを閉じるといった抗議行動は、有用ではない。」

クルディスタン社会連合(KCK)評議会は、5月以来続いている軍事施設(karakol-kalekol eylemleri)建設反対運動のために発表を行った。フラト通信が報じたこの発表によれば、クルディスタン社会連合(KCK)は、この抗議運動から前向きな結果が得られたことを明らかにしつつ、以下のように続けた:「このプロセスにおいて、活動の形を変えるべきである。本来、民主的な反乱が展開されることで、軍駐屯地やダムの建設に反対する闘いが続けられるべきだ。」

■旗が下ろされたたことを挑発と解釈

クルディスタン社会連合(KCK)は、クルド問題の解決のための重要な基盤が築かれたこと、それを指し示す事実が増えると、いつの時代も様々な内外の勢力は挑発を行ってきたことを明らかにし、その例として、ディヤルバクルで引き下ろされたトルコ国旗の事件を示した。

クルディスタン社会連合(KCK)は、この状況で、アブドゥッラー・オジャラン氏の民主的な政治解決への努力を支持することを目的として、軍駐屯地やダムの建設に対する抵抗手段の変更を求めた。発表では、以下のことが述べられた:
「今後も軍駐屯地やダムの建設に反対し、クルド問題の解決のために一歩を踏み出すための民主的運動は続けなければならない。しかし、道路を封鎖すること、治安機関や軍、警察を妨害することは、この時期に行われないべきだ。同様に、闘いの重要な時期や、深刻な事件や虐殺が起きた時に行われるべきシャッターの閉鎖のような抗議行動が、この時期に行われることは有用ではない。商店や経済的な営業活動はやむを得ない事情でない限り、閉められるべきではない。なぜならば、この種の行動は必要な時にのみ効果的であるからだ。不適切な時に行われれば、損害を与えるものになる。」

クルディスタン社会連合(KCK)は、政府を含め、トルコの全ての責任ある立場の人々も、事態を正しく理解し、必要とされる前向きな姿勢を示すよう呼びかけた。

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( 翻訳者:白尾みさき )
( 記事ID:34311 )