トルコ政府、イラク7県から避難指示
2014年06月16日付 Milliyet 紙

(トルコ)外務省は、イラクのモースル県、キルクーク県、サラーハッディン県、ディヤーラ県、アンバール県、バグダッド県に続き、バスラ県にいるトルコ国民に対しても出国するよう呼びかけた。

外務省がイラクの混乱に対処するため設置した(イラク)危機対策局がおこなった発表で、(イラクの)地域的治安状況に関し、(その情報の)更新の必要が生じたことが明らかとなった。その一環として、危機対策局はモースル県、キルクーク県、サラーハッディン県、ディヤーラ県、アンバール県、バグダッド県に続き、バスラにいるトルコ国民に対しても出国するよう呼びかけた。外務省の危機対策局がおこなった発表は以下の通り。
「イラクで起きている武力衝突の事態を鑑み、地域の治安状況に関し再評価を行う必要が生じ、イラクに関する治安に関する警告がバスラ県も含める形で更新されることが決まりました。これにより、モースル県、キルクーク県、サラーハッディン県、ディヤーラ県、アンバール県、バグダッド県、バスラ県にいるトルコ国民は生命の安全の観点から慎重に行動すること、可能な限り早く上記の地域を離れること、そして、これらの地域への渡航を避けることを強く推奨します。」



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:34338 )