人種差別発言でエムレ・ベロズオールに有罪判決
2014年06月17日付 Radikal紙


2012年4月15日のフェネルバフチェ対トラブゾンスポル戦で、トラブゾンスポルのゾコラ選手へ人種差別的発言をしたとして2年間の禁固刑を求刑されていたフェネルバフチェのエムレ・ベロズオール選手に、2カ月と15日の禁固刑が言い渡された。

アナトリア第17簡易刑事裁判所で審議が行われた。在宅起訴中のベロズオール被告は法廷に出廷せず、エムレ・ベロズオール被告の弁護士、ジャンス・シャーヒン氏と、原告であるトラブゾンスポルクラブ協会とディディエル・ゾコラ氏の代理人、ヌスレト・ユルマズ弁護士が出廷した。

■「専門家の報告によると、罪の対象となる発言をした」

審理で証言したベロズオール氏の弁護士ジャンス・シャーヒン氏は、ベロズオール氏は罪を犯していないと述べ、無罪判決を求めた。ゾコラ氏の弁護士ヌスレト・ユルマズ氏は「インターネットで『エムレ・ベロズオール事件』と検索したところ13万件ヒットした。ベロズオール氏は以前インタビューで、怒りのコントロールが出来ず、これについて治療を受けていることを認めている。ベロズオール氏は試合直後に出演したテレビ番組で本件について認めたが、翌日行った記者会見でこれを撤回した。事件はスポーツ規則の観点から懲戒処分に相当すると判断した最初の専門家は報告において、問題となっている発言があったことが確認できたと述べている」と発言した。

■2カ月と15日の禁固刑

裁判官は、エムレ・ベロズオール氏を「スポーツ界にて、宗教、言語、人種、出身部族、性別、そして宗派の違いを理由とした侮辱罪」を犯したとして、2カ月と15日の禁固刑に処し、ベロズオール氏に前科がなく、再び間違いを犯すことはないと考えるとして、執行猶予を言い渡した。

■なにがあったのか?

2012年4月15日のスポル・トト・スーパーファイナル・チャンピオンシップのグループリーグ戦でプレーしていたベロズオール氏とゾコラ氏の間で口論が起きた。試合後にゾコラ氏は口論の中でエムレ氏が人種差別用語を使ったと主張。起訴状でエムレ・ベロズオール氏が「人種差別用語を使用した理由で」、スポーツにおける暴力と騒乱の阻止法第14条第2項において、6カ月から2年間の禁固刑が求められた。この条項では、「スポーツ全般において、社会の各階層を宗教、言葉、人種、出身部族、性別そして宗派などの違いにより侮辱する言動をした人物は6カ月から2年間の禁固刑に処す」と規定している。

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(翻訳者:菱川大喜)
(記事ID:34349)