リビアのクーデター派、トルコ人を脅迫
2014年06月22日付 Radikal 紙

リビアの退役陸軍准将であるハリフェ・ハフテル氏と関係のある組織が、トルコ国籍者とカタール国籍者に対して、48時間以内にリビア東部から離れるように述べた。

リビアでのクーデターに参加した退役陸軍准将のハリフェ・ハフテル氏と関係のある組織は、「トルコおよびカタール国籍者に、リビア東部から離れるために48時間の猶予を与えた」と述べた。

ハフテル氏と関係のある組織のスポークスマンである、アルバイ・ムハンメド・アル・ヒジャジ氏は非政府系テダムン通信社に声明を発表し、次のように述べた。
「リビア東部のエムサアド国境から、西部のシルテ町までに至る地域にいるトルコ国籍者とカタール国籍者は48時間以内に今いる場所から離れなければならない」

猶予時間が過ぎた後もその地域に留まった者たちは捕えると脅迫するヒジャジ氏は、カタール国籍者、トルコ国籍者がリビア国内で諜報活動をしていると発言した。

トルコ外務省は、ベンガジ及び他の東部の県への旅行は控えること、また現在その場所にいる人々はそこから離れるよう注意喚起した。ベンガジにあるトルコ総領事館の業務は、6月14日に一時的に停止した。

退役将軍のハフテル氏は、様々な非難を受けているベンガジの親政府組織に対する「名誉ある戦争」を始めたと述べ、リビア議会、すなわち国民議会と暫定政府は、この状況を「クーデターの企て」だと非難した。一方で、元首相のアリ・ゼイダン氏も含む大勢の政治家と、高位の軍人がハフテル氏を支持していることが明らかになった。

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( 翻訳者:小瀬康太郎 )
( 記事ID:34428 )