サイバー警察、国内最大のSMS詐欺グループを摘発
2014年06月11日付 Jam-e Jam 紙


【ジャーメジャム・オンライン】国内全域のおよそ数千人の銀行口座から不正に現金を引き出したとして、イラン最大のSMS詐欺グループが、エスファハーン州[イスファハン州 ]サイバー警察によって拠点を突き止められたのち、一網打尽となった。

警察広報サイトを引用した、ジャーメ・ジャムオンラインの報道によれば、 エスファハーン州サイバー警察署長のモスタファー・モルテザヴィー大佐はこう述べている。

懸賞やくじに当たったとか賞金をもらえるなどのメッセージによって人々がだまされ、銀行口座の情報が盗まれて現金を引き出されたという、多くの市民からサイバー警察に寄せられた被害情報を受けて、サイバー警察捜査員らは特別捜査を行った。

同大佐はこう付け加えた。

犯人らは、独自の騙しのテクニックにより、銀行口座情報を聞きだし、極めて高度な技術を用いてそれらの口座から金を引き出したのである。

モルテザヴィー大佐は、こうも述べている。

特殊捜査により、16名から構成され、うち4名は刑務所で服役していたこともあるこの詐欺グループは、様々な州で拠点を突き止められ、同警察から部隊が派遣され、各州において捜査員らが踏み込み、逮捕された。


エスファハーン州サイバー警察署長は、こう続ける。

容疑者らの活動拠点などからは、自動車やコンピューター・システム、さらに、150枚以上もの[プリペイド式]SIMカードが発見された。

 同署長は、以下のように述べた。
 
この一味は、何百万通もの詐欺メッセージを、特にテヘランや、エスファハーン、アルボルズ、マーザンダラーンなどのイラン全土の人々に送付し、多くの人々の銀行口座から不正に現金を引き出していた。サイバー警察の昼夜に及ぶ捜査により身柄らを確保され、司法機関に引き渡された。


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( 翻訳者:8410170 )
( 記事ID:34440 )