AKP大統領候補は、エルドアン―副首相、ついに発言
2014年06月25日付 Milliyet 紙




アルンチ副首相は「7月1日火曜日、アッラーがお許しになれば、そして障害がなければ、親愛なる首相が大統領候補となることがともかく大々的に発表されることになります。私たちはそのように望みます。私たちが話し合い、意見を交換したすべての友人たち、親愛なる我が首相が相談していたあらゆる分野の人々は、エルドアン首相が立候補することに関する彼らの見解を伝えてくれました。一つだけ問題が残っているとしたら、それは親愛なる首相がこの件でどのようにお考えになっているかです」と述べた。


アルンチ氏はドルマバフチェ宮殿の展示ホールで「無からの書とテズヒップ(装飾)展覧会」の開会式で新聞記者の質問に答えた。
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、7月1日火曜日に行われる大規模な式典で公正発展党の大統領候補者の名前が発表されることになると語ったことを指摘するアルンチ氏は以下のように話した。
「幸運を祈ります。基本的に何か月前から質問を受けると、我々の候補は誰になるのかという事を薄々知っていましたし、話してもいました。これらをあなたがたが知っていたために、私たちに何度も『だれが候補になるのですか?』と聞かなかったのです。7月1日火曜日、アッラーがお許しになれば、障害がなければ、親愛なる首相が大統領候補となることがともかく大々的に発表されることになります。私たちはそのように望みます。私たちが話し合い、意見を交換したすべての友人たち、親愛なる我が首相が相談していたあらゆる分野の人々は、エルドアン首相が立候補することに関する彼らの見解を伝えてくれました。一つだけ問題が残っているとしたら、それは親愛なる首相がこの件でどのようにお考えになっているかです。もし彼自身その意思がおありになるなら、そうお望みになるのなら、我々は7月1日に、発表がなされると考えています」と述べた。

アルンチ氏は「首相にだれが就くかという問題に関してどのように考えますか?首相候補に誰がなりますか?」という質問に以下の答えを返した。
「実際のところ、これを今話す事はできない。以前にTRTで行ったある会議でこれが問われた時、私の考えを語った。ありがたいことに親愛なる首相も今日は党の県支部長会議で、昨日は会派会議でこの問題に関して誰もロビイ活動をしないこと、特定の人物についてどのようなかたちであっても議論をしない事を望んでいる。私も同じ考えを持っている。これに関して協議がなされるだろう。しかしこの問題は親愛なる私たちの大統領が明らかになり、宣誓式に参加なされた後に語られることになることや、その名前についてよく検討されているということが、私の知る限りであります。また、今後『親愛なる首相の代わりに、誰かが臨時に首相になるのか?』、または『以後議会で誰が議長を務めるのか?』など、これらが話される時ではありません。これらに私は真摯に向き合っています。この問題は特別な問題です。これらについて議論がなされる必要はありません。親愛なる大統領が明らかになったら、首相を選ぼうと考えています。確実に私たちの首相もその日に指名がなされることになります」。

CHPとMHPの統一候補、エクレメディン・イフサンオール氏に関してどのように考えているか問われると、アルンチ氏は
「もう統一候補云々には言及しないで下さい。それよりもそれらの素晴らしい展示品を見逃さないようにしましょう。願わくば7月1日を待ちましょう。実際我々の大統領候補が誰になるか、選挙でどのように勝利するか、全て同一線上で考えるつもりです。いつも私は言っています。親愛なる国民は、AKPの候補に誰がなろうとも、その人を選ぶことになると思います。これを心から信じています。なぜなら私たちの候補は私たちの国民が望み、願い、好み、支える候補になるからです。それ以外の候補者について話す言葉は持ち合わせていません」と話した。


アルンチ氏はイドリス・ナイム・シャーヒン氏が議会に質疑を提出したことに関する質問にも、「お願いですから、今、その名前をだしますと、この素晴らしい展覧会が台無しになります。ここではないところで話しましょう」と語った。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。





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( 翻訳者:竹田史佳 )
( 記事ID:34459 )