トルコ初!女性政党結成―結党メンバーに男性2名
2014年07月03日付 Radikal 紙


トルコにおける初の女性政党が6月25日に設立された。設立者たちは、アンカラの内務省に申請書を提出した後、アタテュルク廟を訪問した。

政党の設立者の中には7人の女性の他に2人の男性も含まれていた。ミッリイェト紙のブルジュ・カラカシュの記事によると、男性の設立者の一人であるエンジニアのケマル・ムラト・ギュナイ氏(56)は、男性によるサポートの必要性を強調しつつ、次のように話した。

「私たちの社会は男性優位であります。これでは良くないと私は思うのです。社会のあらゆる場所で平等を手に入れた国の国民は、もっと良い状況にあります。私たちも始める必要があると考えました。ある考えがあったのです。周りにいる男性たちの中には、「女性たちの中に入ってどんな仕事があるって言うんだ。」「無駄な努力をしているぞ。」などと言う者もいました。女性たちの中にも反発する者がいました。しかも彼女らの反発はさらに厳しいものでした。「ほかにやることはないのですか」という者もいました。私たちは緑の党のように使命を帯びた政党なのです。」

心理学の専門家のファルク・オーウンチ氏(47)はと言えば、周りから肯定的な反応が得られたことを明らかにし、次のように述べた。
「女性たちが政治の場に足を踏み出すことがなければ、男性たちは彼女らにその場所を与えません。私たちの政党は、フェミニスト的運動ではありません。つまり、完全な女性たちの運動ではないのです。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:小瀬康太郎 )
( 記事ID:34563 )