イエメン:市場監視キャンペーンを受けて、ラマダーン期間中の物価は安定
2014年07月03日付 al-Hayat 紙


■イエメン:市場監視キャンペーンを受けて、ラマダーン期間中の物価は安定

【サナア:ジャマール・ムハンマド】

イエメン市場では、不十分な監視を背景に、多くの期限切れ商品や規格不適合の商品が出回っている。特に、イエメン人はラマダーン月に他のどの時期よりも多く食料にお金をかける。首都サナアの商工事務所所属の現場監視団は賞味期限のきれた16.3トンと300個のナツメヤシ・パック、476個を数える産地不明で賞味期限表示のないナツメヤシ・パック、4トンのチーズを押収した。また「イエメン規格・計測・品質管理委員会」は、今年、規格に不適合の輸入ナツメヤシ約1,000トンの受け入れを拒否したと発表した。

機関の責任者は「私たちは、ナツメヤシを含む基本的商品や食料品の卸売業者、輸入業者、製造者、生産者に、条件を満たし、かつ順守することの必要性、商品表示の健全な方法に関する要請を通知した。そして、パックされたナツメヤシは要求事項や製品それぞれの規格、ラベル、パッケージ、重量、賞味期限に適合することを確認した」と述べた。また機関はすべてのセンターや商店に対し、このような項目が店の表によく見えるように提示することを義務付けた。

イエメン市場は昨年に比べて、ラマダーン期間中、他の商品価格が下落している一方で、食料品や消耗品の価格は、安定してる。「経済社会的成長調査センター」が最近発表したレポートでは、今年の食料品の物価指数は昨年に比べて約1.8%下落する方向にあるとされている。

(後略)



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:菊田麻矢 )
( 記事ID:34566 )