イスタンブルにある、間違いだらけの案内標識
2014年07月09日付 Zaman紙


観光客のために設置された英語の案内標識には、綴りと文法の間違いが目立つ。アティキ・アリ・パシャ・モスクの‘mosque’という単語は‘mosgue’と書かれている。スレイマニエ・モスクにある‘Tourist entrance otherside’という案内標識は、「観光客用の入口は向かい側」と言いたかったようだ。‘Tourist entrance on other side’ となっていれば、より適切だったのだが。

世界に名だたる大都市であるイスタンブルには、毎年何十万人もの観光客がやってくる。イスタンブルの通りや大通りにある案内標識には、トルコ語に加えて英語の表記もある。しかし、観光客の利便を図るために設置された英語の案内標識の間違いが目立つ。綴りと文法に明らかな間違いがある案内標識が、特に自治体の管轄地域にある観光地に設置されていることは見過ごすことのできない事実だ。例えば、エユップのピエール・ロティに行くために使われるイスタンブル交通株式会社のエレベーターにある“Streeet Level”という表記は、“Streeet”の“e”が一文字余計に書かれている。さらにこのエレベーターの注意書きの「乗客の皆様このエレベーターの定員は5人です」という文章は、“Dear passengers elevator 5 people”という英語に翻訳されている。トルコ語から文字通りに英語に翻訳されたこの文章における文法の間違いを直して、“Elevator capacity: 5”または“Maximum capacity: 5 people”と書かれるべきだった。エユップにある、労働安全のために設置された「非常時集合場所」という案内標識は“Collecting Center”と翻訳されている。英語の理屈とは逆のこの表現は、“Emergency meeting point”と翻訳されるべきだった、。もう一つのおかしな翻訳は、トルコ人や外国人の観光客が最も多く訪れる場所の一つであるスレイマニエ・モスクにある、観光 客のために設置された“Tourist entrance otherside”という表記である。観光客案内の目的で置かれた案内標識は、「観光客用の入口は向かい側」と言いたかったようだ。しかし、これには明らかな文法の間違いがある。“Tourist entrance on other side”となっていれば、より適切だった。

他の翻訳の間違いは、「エスカレーターにお進みください」という文章の英語翻訳に見られる。この文章は、英語では“Go to escalator”と訳されている。この文章は、“Please proceed to the escalator”となっていればより意味がとれたし、丁寧さも失われなかった。

観光客が最も多く訪れるもう一つの場所は、歴史的な半島にあるチェンベルリタシュである。ここにあるアティキ・アリ・パシャ・モスクでも綴りの間違いが見られる。モスクの入口にある案内標識の間違いは、英語でモスクを意味する“mosque”という単語が“mosgue”と書かれていることだ。この案内標識の上にエミノニュ区の名が記されていることは、公的機関が英語の問題に関し敏感でないこと、または間違いを直さないということを表している。

我々が毎日見かけても気付かないこの綴りの間違いは、大通りや通り、レストラン、モスク、公共交通機関でも見ることができる。民間企業のほか公的機関の管轄である場所にもこの綴りや文法の間違いが見られるということに、外国人観光客を始め、多くの敏感な市民が苦情を呈している。この面白い案内標識を背景にした写真を撮り、フェイスブックやツイッターといったSNSで(写真を)シェアし楽しんでいる観光客もいる。

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(翻訳者:安井 悠)
(記事ID:34630)