大統領3候補、写真の秘密?
2014年07月09日付 Cumhuriyet 紙


大統領候補者の投票用紙で使われる写真にて、エルドアン首相、エクメレッディン・イフサンオール氏、セラハッティン・デミルタシュ氏はそれぞれこのように映っている。では、大統領候補者が選び、身に付けた色はどのような意味を持っているのであろうか。

大統領を選出するために初めて投票箱に向かう市民は、写真入りの投票用紙を受け取ることになる。

エルドアン首相、イフサンオール氏、デミルタシュ氏が、初決戦となる8月10日の選挙で用いられる証明写真を高等選挙委員会(YSK)に提出した。写真の掲載順はくじで決められる。

■デミルタシュ氏は青色を選んだ

人民民主党(HDP)の候補者であるセラハッティン・デミルタシュ氏は、他の候補者と比較して、より微笑んでいる写真を使った。デミルタシュ氏は青色の色彩が鮮やかな服装で撮影されている。青いジャケットに白いシャツを着たデミルタシュ氏は、青地に白いドット柄のネクタイを締めた。

■エルドアン首相の選択は赤

候補者らは、証明写真でそれぞれ異なる色を選んだ。公正発展党(AKP)の大統領候補者であるエルドアン首相は、黒いスーツに白いシャツを合わせ、赤いネクタイでスタイルを完成させた。通常、外遊や重要な日に赤いネクタイを締めるエルドアン首相は、投票用紙に載せられる写真にも同色のネクタイで収まった。

■イフサンオール氏の眼鏡

ハベルトゥルクの報道によると、国内を周った際にはふちなしの眼鏡をかけていた共和民主党(CHP)、民族主義者行動党(MHP)、民主党(DP)、民主左派党(DSP)、そして平和民主党(BDP)の連立候補であるエクメレッディン・イフサンオール氏は、細いふちでより丸い形の眼鏡で写真に写っている。イフサンオール氏は、ネクタイも2色からなるものを選び、紺色と灰色のネクタイを用いた。

■色の意味

赤色:活気に満ちたダイナミックな色。大胆さ、不屈、決意を表す。
灰色:謙遜均衝性を表す。
紺色:永久性、権威、豊潤さを表す。
青色:永久性と自由を表す。

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( 翻訳者:足利阿紀 )
( 記事ID:34638 )