トルコ国旗を降ろした男、刑務所で自殺?
2014年07月09日付 Radikal 紙

ガズィオスマンパシャ区の警察署前にあるトルコ国旗を降ろそうとしているときに撃たれたアリ・ウチュクン容疑者は、メトリス刑務所の高度警備監房で、首つり状態で見つかった。

ガズィオスマンパシャで、まず、私立病院、その後、区の警察署の前にあるトルコ国旗を降ろそうとしているとき、警察によって足を撃たれたアリ・ウチュクン容疑者(28)は、収監されていたメトリス刑務所で死んでいるのが見つかった。彼の兄は、「刑務所の刑務官が親族に対し、弟は自殺した」と述べていることが明らかになった。
アリ・ウチュクンは、6月28日、ガズィオスマンパシャにある私立病院の前のトルコ国旗を降ろそうとしたようだ。その後、病院の近くの区警察署の前にあるトルコ国旗を降ろしているとき、警察によって足を銃で撃たれ、捕まった。裁判所行きになったウチュクン容疑者は、逮捕されメトリス刑務所に送られた。昨晩、収監されている刑務所で、亡くなっているのが見つかったウチュクン容疑者の遺体は、今朝、法医学委員会に送られた。

■自殺したのなら、その映像は公表してもらいたい

検死が完了したウチュクン容疑者の遺体は、家族に引き取られ、キュチュクチェクメジェ墓地に送られた、ここで記者会見を行った、兄のサーデッティン・ウチュクンは、以下のように述べた:
「このことは深夜一時ごろに起きて、弟が自分で風呂で首を吊ったことを、刑務所の刑務官が私たちに伝えた。彼は独房にいた。この件に関して私たちの頭には、疑問が浮かぶ。けがをして体調が万全ではない人間が、どうして刑務所に収監されるのか?法医学委員会の報告のあと、遺体を引き取った。彼の足に鉄のかけらがあるとして再度調査要求をしてきた。調べがなされ、再び遺体を引きとった。私はトルコ人の公正さ(正義)を信じていない。自殺したというなら、その映像をマスコミに公表してもらいたい。みんな見てほしい。」

アリ・ウチュクン容疑者の遺体は、検死の後、埋葬されるため、ムシュに送られた。

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( 翻訳者:岡田 唯 )
( 記事ID:34641 )