パレスチナ問題:エジプト、停戦案に対する支持をイランに要請
2014年07月20日付 Mardomsalari 紙

 エジプト外務省は、同国の外務大臣がイランのモハマド・ジャヴァード・ザリーフ外相に電話し、その中でシオニスト体制による攻撃が継続される中でガザ地区で起きている危機的状況について、話し合ったことを発表した。

 イラン学生通信の報道によると、〔‥‥〕エジプト外務省が昨日の午後発表した声明には、次のようにある。

エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣はイランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣と電話で会談を行い、その中でガザでの戦争を終結させるためにエジプト政府が提示した(停戦)案を支持するよう、イラン政府に呼びかけた。

 アル=ミスリユーンの報道によると、この声明では、パレスチナの罪なき人々を支援し、絶えることのない殺戮や流血を停止させ、軍事行動を止めるための唯一の道として、エジプト案が言及されているという。

〔‥‥〕

 この声明ではさらに、〔‥‥〕次のように述べられている。

エジプトの外務大臣はこの会談で、攻撃による負傷者の受け入れやエジプトの病院での治療、およびラファフ検問所を通じた食料・医薬品・医療機器の援助といった人道支援の実施など、パレスチナ国民が必要としていることに答えるための同国の努力について、言及した。イランの外務大臣も、パレスチナ国民のために政治的・人道的努力が行われていることに対し、エジプトに謝意を表した。

 ガザ地区に対するシオニスト体制による攻撃から数日が経ち、数百名のパレスチナ人が負傷または殉教している。こうした中、エジプトは先週月曜日、停戦案を提示したが、この停戦案はハマースやパレスチナ内にある抵抗組織の反対に直面している。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

Tweet
シェア


原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:8411145 )
( 記事ID:34798 )