畑で6時間、宿泊費はただ―フェティエの農業ツーリズム
2014年07月24日付 Cumhuriyet紙


ムーラ県フェトヒイェ郡を訪れる観光客は、ホテルの所有する農場で1日6時間働くことで滞在費を支払うことなく休暇をすごしている。

ヤヌクラル区に位置するパストラル谷は観光と農業を結びつけ、休暇をただで過ごしたい世界中の観光客をもてなしている。休暇のために谷を訪れるドイツ、アメリカ、イタリア、イギリスの観光客たちは1日に6時間畑で農作業することによって宿泊費を支払っている。観光客たちは谷のおよそ4万㎡の畑でナス、ピーマン、トマト、カボチャを育てており、農場にいる馬、ヤギ、ヒツジ、ニワトリの世話も行っている。観光客たちは朝6時から仕事を始め、畑の収穫物の野菜や、家畜からの卵や自家製の乳製品を食事に使用している。農家での修理作業もまた、ボランティアの観光客や近隣住民によって行われている。朝に3時間、夜に3時間、1日に6時間働く観光客たちは、残った時間を地元の歴史、観光スポットを巡って過ごしている。

■「お金を払わずに休暇を過ごすのは素晴らしい」

ドイツの雑誌社で働くペトラ・ヤーコプさんは、広告をインターネットで見て、宿泊している部屋代は働いて支払っていると話した。ヤーコプさんは谷は小さな天国のようだとし、「2週間の休暇を過ごすために来ました。1日6時間働いています。その代わりに宿泊費と食事代は支払っていません。素晴らしい機会です。お金を払わずに休暇を過ごせるのは素晴らしいです」

■収穫、水遣り、料理、大工

アメリカ出身のリサ・サムソンさんも広告をインターネットで見たと話した。サムソンさんは、谷でとても素晴らしい時間を過ごしていると話し、「友達とボランティアとして農業活動をするために来ました。素晴らしい時間を過ごしています。世界の様々な国々から来たボランティア達とよい関係を築きました。野菜の収穫、水遣り、えさやりを行っています。料理も私たちがしています。同時にアトリエで大工業もしています」と話した。

■「費用は一切かからない」

農家の持ち主、アフメト・キゼンさんは実行してきた観光プランに毎年参加者が増えていると話した。農家にはアメリカ、イタリア、イギリス、ドイツからの観光客ボランティアが土台となって働き、宿泊していることを話したキゼンさんは以下のように続けた。
「世界中からくるボランティア達は自国で行ってきた事の知識を私たちと共有し、私たちも自分たちの知識を彼らと共有しています。観光客と地元のボランティアによって農業活動を行っています。トルコの大学で学んでいる環境学部の学生がここで実習することを期待しています。客は好きな部屋に宿泊し、ここで宿泊している観光客達と同じご飯を共有します。宿泊するための費用は一切かかりません」



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:竹田史佳)
(記事ID:34837)