カラムーン市における衝突と戦闘機墜落
【ロンドン:本紙】
ダマスカスの北にあるカラムーン市で、シリア政府軍及びその義勇兵と、反体制派戦闘員との間で衝突が起き、戦闘機が墜落したという情報も飛び交った。その一方、反体制派戦闘員はシリア北部にあるアレッポ市で「部分的前進」を果たした。また同中部のハマー市郊外では空爆により8名が死亡し、反体制派は政権側が有毒ガスを使用したとして非難した。
シリア人権監視団が昨日(1日)述べたところでは、「カラムーンの山岳地帯に戦闘機が墜落した。同地帯ではイスラーム大隊戦闘員、戦闘大隊、イスラーム国(ダーイシュ)、ヌスラ戦線の一部隊と、国防軍とレバノンのヒズブッラーによる支援を受けているシリア政府軍との間で戦闘が確認され、戦闘機が故障のために墜落したのか、戦闘員により撃ち落とされたのか情報が錯綜している」。同監視団は、昨日午後の時点で戦闘機の乗組員の安否は「未だ不明」とした。また反体制派の情報筋によると、衝突での「シリア政府軍及びヒズブッラーの被害は死者13名を超えた」。
ダマスカスでは、ドゥーマー市と東グータのハムーリーヤ地区に加えて、新たにザクバと東部のカフルバトナーでシリア政府軍による空爆が行われた。シリア人権監視団によると「この空爆によりドゥーマー市では、一家の男性1名と子供1名が死亡し、多数の負傷者が発生した。また昨晩のシリア政府軍によるザマルカー市の空爆によって男性2名の死亡が確認された」。
(後略)
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( 翻訳者:所巧 )
( 記事ID:34935 )