革命防衛隊総司令官「シオニスト体制の崩壊に向けて、われわれは準備をしている」
2014年08月04日付 Jam-e Jam 紙
【ジャーメ・ジャム・オンライン】革命防衛隊総司令官はガザ戦争とシオニスト体制の野蛮の犯罪行為、そしてイスラーム教徒らを守る必要性について言及し、「われわれが自らを犠牲にさせる場は、全イスラーム世界であり、世界のすべての被抑圧者たちである」と述べた。
革命防衛隊広報部が伝えたところによると、イスラーム革命防衛隊総司令官のモハンマド・アリー・ジャアファリー少将は「偉大なる預言者閣下」基地で開かれた会議の傍らで、ガザで起きている出来事や、シオニスト体制による野蛮な攻撃に対するパレスチナのイスラーム的抵抗について言及し、
ガザでの戦闘が示しているのは、抵抗の力が尽きることはなく、それはすでに〔パレスチナの人々の心に〕内面化されていること、そしてそれは今も拡大中だということである。〔ガザからイスラエルに向けて発射される〕ミサイルの大規模な発射、敵の地上作戦の失敗、パレスチナ人の忍耐力の増大、これらはこうした力の累増を証明するものだ。
と述べた。
同氏は、シオニストの敗北の原因となってきたパレスチナにおけるこれまでの力の誇示は、どれもイスラーム革命〔体制〕の支援にその源があるとした上で、「われわれはさまざまな側面から、パレスチナ抵抗運動を支援する用意がある」と言明した。
同氏はさらに、「イスラーム教徒を守るにあたって、われわれにはシーアもスンナもない。われわれが自らを犠牲にさせる場は、全イスラーム世界であり、世界のすべての被抑圧者たちである」と付け加えた。
同氏はまた、ガザやイラクで起きている事件・悲劇はアメリカとシオニストの政策の結果であるとの認識を示した上で、「シオニスト体制は最終的には、シーアとスンナの連合によって、近い将来崩壊するだろう。われわれはその日に向けて準備をしている」と強調した。
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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:35030 )