おっさん・ロバ乗り・能無し・・・「へんな姓」被害者救済―改姓容易に
2014年08月23日付 Hurriyet 紙


作成中の草案によると、つづりの間違いがあったり、変わっていたりする名字の人々が、裁判所の決定なしに住民登録局で改姓出来るようになる。

人口・国籍業務総局は名字変更に関する画期的な取り組みを開始した。業務総局は、裁判所での裁判を必要としない住民登録局への申請による改姓を盛り込んだ草案を作成した。内務省に提出された草案は、来期の国会に持ち込まれ、立法化が計画されている。草案が立法化された後、3年以内に変わった名字の人々や名字をからかわれる人々、つづり間違いのために名字で困ったことになっている人々は名字変更を住民登録局に訴えて申請できるようになる。草案で、現状では名字を変更するために裁判所で申請がされており、それによる時間の損失が生じていることが述べられた。

■裁判によってのみ変更できる

現行の姓氏法によると、名字の変更を希望する人は基本的に第一審裁判所に申請し、裁判を起こさなくてはならない。変更が認められるためには適切な理由が必要である。理由の一部は以下のようなものである:名字が国の文化や風習にふさわしくない、人の尊厳を傷つけ得るほど滑稽である、馬鹿にされる等。

■気まぐれ、間抜け、毛深い…

馬鹿にされ得る名字で、変更が望まれ得る名字の例は次のようなものだ。”おじさん、おばさん、義兄弟、無能な向こう見ず、バカ息子、バカ、口軽、尻軽、気まぐれ、間抜け、売春婦、愚か者、嘘つき、なめる、乳飲み子、性的な、お尻、胸、尻、娘、おっぱい、おしり、乱暴な、エンジン、ガソリン、毛むくじゃら、毛むくじゃらの足、31人の息子たち、お調子者、あげる、タイヤ、丸、種親、掘る、放浪者、毛深い、野暮、クマ、ヤギ、アヒル、ヒヒ、ヒツジ、しゃぶる、へそ、哺乳類、能無し、ダメ人間、軽い女、牛糞、知能の低い、姦通、でくのぼう、寄り目、手斧”

■結婚前の名字を含まない

変更は、女性の名字を使うことを望む女性には適用されない。このため裁判所に申請する必要がある。

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( 翻訳者:木全朋恵 )
( 記事ID:35152 )