Ismet Berkan コラム:ダヴトオールの「復興リスト」
2014年08月28日付 Hurriyet 紙

アンカラは、この夏一番暑さだ。公正発展党の臨時党大会が行われたアレーナ会場はさらに暑く、冷房は、会場内の人の多さにも、外の暑さにも、まった対応しきれていなかった。

まず、レジェプ・タイイプ・エルドアンが党に別れを告げた。エルドアンの演説は、センチメンタルで、これまでの歩みを想起させる演説だった。会場にいた多くの人とはちがい、私は、エルドアンの演説よりも、アフメト・ダヴトオールの演説を聞きたいと思っていた。エルドアンは、演説のかなで、将来に関係することでは、新憲法と(ギュレン教団による)深層国家との戦い以外には、多くを語らなかった。また、それが当然だ。しかし、ダヴトオールは、否応なしに、将来について語ると思われた。そして、実際、ダヴトオールは期待を裏切らなかった。これからやろうとしていることを、「復興」となづけ、一つ一つ数えあげた。

民主化、
法治国家の完成、
自由の保障、
国家と国民の二分化を終わらせ国家を(国民への)奉仕者とすること、
経済で第二次発展を実現、
外交政策の見直し、などの主要項目を並べた。

そして、もちろん、深層国家との戦いのお約束。

ダヴトオールは、今晩(28日夜)、組閣を要請される。そしておそらく、昨日の党大会での演説を、月曜日に国会で行われる施政方針の骨格にするだろう。

これらの約束が、どうやって、どのような形で実現されていくのかをみていこう。

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:35211 )