シリア:イスラーム国がシリア国内支配地域にて学校の教育課程統率に乗り出す
2014年08月29日付 al-Quds al-Arabi紙


■「イスラーム国」がシリア国内の支配地域において学習カリキュラムから「音楽」と「歴史」を廃止

【アラーウ・ワリード(アナトリア通信)】

「イスラーム国」は木曜(28日)、シリア国内の支配地域における教育機関を統率するとして、アサド政権から以前配布されていた複数の教材のカリキュラムにある音楽や歴史、イスラームに関する内容を廃止するとした。同様に、イスラーム国のカリキュラムに適しない概念や事項は、削除または他のものに置き換えられた。

イスラーム国のいわゆる「教育委員会」が作成し、SNS上に掲載された文書には(アナトリア通信社の記者がコピーを入手)、以下の通りに記されていた。

最終的に、学習カリキュラムからは以下の項目が廃止された…「音楽芸術教育、国民教育、社会科学、歴史、造形芸術教育、体育、哲学・社会学・精神の諸問題(に関する教育)、イスラームに関する宗教教育、キリスト教に関する宗教教育」。また、これらに代わる項目を追加せねばならない。

「シリア・アラブ共和国」の文言は削除され、「イスラーム国」に置き換えられていた。

また、(アサド政権側に位置する)「教育省」と冠した部分も削除され、「教育指導省」と置き換えられた。

イスラーム法シャリーアにそぐわない写真もすべて消された。

そして、以前はあったシリアの国家(の歌詞を記した部分)も削除された。

(後略)



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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(翻訳者:辰巳新)
(記事ID:35216)