テヘランに迫る水不足の危機
2014年09月01日付 Mardomsalari紙

 エネルギー相顧問は適度な降水とテヘラン市民による真剣な節水がなければ、首都は今年秋にも危機的な水不足を迎えるであろうと強調した上で、「本省は目下、特別対策によってケルマーンやエスファハーンのような大都市への水の供給管理を行っているところだ」と述べた。

 メフル通信の報道によれば、ハミードレザー・ジャーンバーズ顧問は記者会見で、上下水道分野における政府の昨年一年間の活動について説明した上で、「水の供給に関して取り組むべき課題はあまりにも山積しており、全員がその管理に責任をもたなければならない。イランは厳しい水不足の状況に置かれており、気象情報から分かるのは、イランが30年間続く渇水の時期に入っているということだ〔‥‥〕」と述べた。

 エネルギー相顧問とイラン上下水道公社社長を兼務する同氏は、都市の拡大は水の供給に関する総合的な計画に適合したものでなければならないと指摘し、〔‥‥〕われわれは都市人口のコントロールに失敗してしまったと強調した上で、以下のように付け加えた。

現在、アルボルズ州やマシュハド、シーラーズ、そしてテヘラン近郊のような一部の地域では、4.5~6%の人口増加に直面している。こうした問題が、適切なサービスの提供の可能性を我々から奪ってしまっているのだ。

〔‥‥〕

 ジャーンバーズ氏は国内の大都市への最新の給水状況について、

現在、エスファハーンやケルマーンといった大都市では、水の供給状況は「赤」、テヘランは「黄」、そしてキャラジなど一部の大都市は「青」のレベルにある。テヘラン州東部のラール・ダムやラトヤーン・ダムの水量は過去数年間でも最低レベルであり、各ダムの上流で適切な降雨がなく、テヘラン市民も真剣に節水に取り組まなければ、今年秋にはテヘランは水問題で「赤」のレベルに近づくだろう。

 と指摘した。

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(翻訳者:赤城颪雷来)
(記事ID:35310)