危機のアジア銀行、「業務継続」宣言
2014年09月16日付 Radikal 紙

アジア銀行は本日までに口座から預金を引き出せなかった顧客は1名もいなかった事を明らかにし、業務が引き続き継続されるとした。

アジア銀行が情報公開プラットフォーム(KAP)に対し行った発表の中で、「あらゆる妨害にも関わらず、アジア銀行は本日までに預金者及び顧客に被害を与える事なく責務を果たし、業務を引き続き継続している」と述べられ、以下の様に言添えられた:

「今回、アジア銀行は、全預金者に預金を必要な時に不備なく支払っており、また支払い継続する予定である。本日までにアジア銀行の口座から預金を引き出せなかった預金者は1名もいない。」

発表では、アジア銀行は銀行業界で最も高い自己資本比率を有する銀行の一つである事が強調され、「10か月間、異例な形で集中的な調査を行い、関係当局のあらゆる要請を履行した」と言及され、以下のように続けられた:

今回実行されている経済的リンチ・キャンペーンに対し、良識を守り、アジア銀行に口座を保持し、賛意を示す目的で預金していただいている見識ある顧客の賛意を軽視し、同銀行を財政難に陥れようと企む周囲の環境にも関わらず、同銀行は顧客に対する責務を果たし続ける予定である。アジア銀行は今日までと同様に今後も、株主、投資家、顧客及びトルコの銀行制度の権利と利益を保護するため所要の法的措置をとるつもりである」

■ 株での損失は続く

アジア銀行株の取引は1ヶ月以上の休止を経て昨日再開された。再開時に底値11.29%の1.10リラまで落込んだアジア銀行株は一日当たりの損失が20.16%に達した。アジア銀行株は今日、10.1%下落し底値0.89リラで取引開始された。昨日の取引再開後に28.2%下落した株は底値で取引されている。

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:35363 )