民族主義行動党バフチェリ党首、「コバーニーにいった奴は帰ってくるな」
2014年10月07日付 Milliyet 紙


イスタンブルで行われたバイラムの祝賀式で話した民族主義行動党(MHP)のバフチェリ党首は、(越境攻撃を可能とする)特別法案を「トルコ国軍(TSK)を動きやすくする」ために支持したと話した。

MHPのデヴレト・バフチェリ党首は、MHPによってアブディ・イペキチ・スポーツサロンで行われたバイラムの祝賀式に参加した。バフチェリ党首は、式の前に壇上に上がり、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領をPKKに関して、アフメト・ダヴトオール首相をトルクメン人に関して、GHPのケマル・クルチ ダルオール党首を特別法案に関して厳しい言葉で非難した。
バフチェリ党首は、イスラム国(IŞİD)とPKKと民主統一党(PYD)のために戦う目的で国境を越えた者たちをもう一度トルコに受け入れるべきではないと述べ、以下のように語った:「コバーニーのために移った者たちは、精神的に祖国との結びつきを消した、消す必要のある、居場所も母国も無い者たちである。他国の土地のために戦うことを選択し、暴力を支持する者たちにトルコの国に居場所はもう無い。」

バフチェリ党首は、エルドアン大統領に対しても批判を行い、スピーチをを以下のように続けた。

■『説得力がない』

(以下、バフチェリ党首の発言)
「エルドアン大統領は、『我々にとっては、IŞİDはもちろん、PKKも同じである』と述べている。まず、この発言はかなり適切である。しかしエルドアン大統領は裏表のある行動をとってkる。一つの発言が他の発言と一致しているわけではない。というのも、説得力がないからである。エルドアン大統領がIŞİDと PKKを同じ天秤皿にかけている一方で、水面下でPYDに支援を行っていることは、隠すことのできない矛盾である。
ダヴトオール首相はあるコメントにおいて、TSKがコバーニーに入った場合、トクルメン人たちが『我々をなぜ救わないのか?』と言って声を上げたならば、『そこへも入りましょうか?』と尋ねたという。そう、ダヴトオール首相は、必要であればそこへも入るでしょう。我々の兄弟であるトルクメン人は集団処刑の犠牲となり、トルクメンが忘れ去られる中、首相とその支持者たちがコバーニーについて警笛を鳴らし、分離主義者にに支援の手を伸ばすことは、国民の意志への冒涜である。」

バフチェリ党首は、「我々は特別法案を冷静に支持した、トルコ国民の側に立って選択した。この我々の特別法案に関する決定は公正発展党(AKP)への支持ではない。トルコ国軍を動きやすくするためである。
共和人民党(CHP)党首が、我々のナショナリズムに関して議論を行うことを、分離主義者たちの要求と強い主張を、どのように賞賛したか、またアタテュルクの政党をPKKのレベルにどのように貶めたかを明らかにするべきである」と述べた。

■エンギン・アランも参加した

バイラムの祝賀式には、バルヨズ裁判で裁判にかけられたMHPイスタンブル県選出議員のエンギン・アラン氏も出席した。MHP党員たちはアラン氏に強い関心を見せた。MHP党首がスポーツサロンに入る際に、理想主義の若者たちと、メディア関係者たちとの間に一時騒動が起きた。バフチェリ党首は、壇上に上がる前に抱きしめた少女を撫でた。演壇の後ろには「我々のバイラムはひとつ、我々の国旗もひとつ」という文字が書かれ、式の前に歌手のムスタファ・ユルドゥズドアン氏がコンサートを行った。バフチェリ党首がサロンに入る際には、何人かの理想主義の若者の間でけんかが起こった。けんかした者たちはサロンの外に出された。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:鈴木歩実 )
( 記事ID:35503 )