ウスキュダル・ヴァーリデの森を守れ―運動続く
2014年10月30日付 Radikal 紙


ウスキュダル・ヴァーリデの森近くの工事現場の前での抗議活動が、雨と寒さにも関わらず昨日も続いた。裁判結果が出るまで建設の中止というウスキュダル区の決定にも関わらず、ある活動参加者は「ここから警察が退き、建築が本当に止められたら、われわれも離れる」と述べた。

ウスキュダル、ヴァーリデの森の側にある土地での建設に反対した抗議者たちは、寒さと時折降る雨にもかかわらず、今夜も活動を続けた。森で待機する市民たちは気温が下がった為、路でストーブを使い、毛布を体に巻いて暖をとろうとしていた。夜半に降り始めた雨のために厳しい状況に置かれた抗議者たちは、ナイロンのテントの下に入り雨から逃れた。

■「建築が本当に中止したことを確認したら行く」

ある抗議者は、裁判を起こした敷地住民のうちのひとりが、建築の中止と警官の撤収を伝えたとし、「7時ごろに郡知事が建築現場の中に入っていった。これはもちろん、内部にいなかったので、敷地内の工事関係者と裁判を起こした住人からの情報だ。郡知事は家族と共にこの地に訪れている。工事の中止、明日の朝には警察もここを離れると述べたらしい。このことを裁判を起こした住民のひとりも我々の仲間に伝えた。[そうなることを]期待している、衝突・対立は本意ではない。とどのつまり祖国の地だ。法に沿うものならばなんでも認めよう。司法が建築中止の決定を下し、皆が法を守ることを期待している。ここから警察が撤退し、建設が本当に中止されれば、我々もここを離れる。ただ法を守って欲しいだけなのだ。郡知事が話したことが我々が今話した通りで、これが明日の朝から実行されたならば、幸いです」と述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:岡本悠見 )
( 記事ID:35725 )