エスファハーン酸かけ事件、検察も捜査へ(上)
2014年10月20日付 Jam-e Jam 紙

国会議員ら、連続酸かけ事件の犯人の一刻も早い逮捕を要請

 エスファハーン市で発生した最新の酸かけ事件から4日が経過し、警察はこの事件の単独犯ないし複数犯の逮捕に向けて、依然として捜査を続けている。その一方で、同市内における4件の酸通り魔事件の発生は、女性たちの間に恐怖を引き起こしており、国会議員らもこの問題に反応を示すようになっている。

 ジャーム・ジャメ紙の取材によると、メフル月初旬〔9月下旬〕からエスファハーン市内では4件の酸かけ事件が発生、4名の被害者(このうち3名は既婚者)が病院に搬送された。彼女らの回復に向けた努力が、今も続けられている。

 4名の被害者の家族らは同市の一般革命検察庁に出向き、この事件の犯人たちを告訴、事件の一刻も早い究明を求めた。また被害者のうちの一人は、重度の火傷と両目への被害によって、テヘラン市内の病院へと搬送された。これらの酸かけ事件の発生によって、同市の女性たちの間では恐怖が沸き起こっている。

検察も捜査に着手

 他方、エスファハーン検事は司法権が運営するウェブサイトとのインタビューの中で、同市内で起きた酸かけ事件に関する新たな手掛かりが発見されたことを明らかにし、「この件では、望ましい司法上の結果が得られることを願う」と述べた。

 ハサン・ラヒーミー氏は、この事件の関係者ら(エスファハーン酸かけ事件の犯人ら)は集団で、組織的に事に及んでいると指摘しているメディアの報道を批判した上で、

残念なことに、州内で酸に関わる事件が起こってしまった。検察庁の一般法および聖法上の義務とは、犯罪者をしっかりと追跡し、犯罪を見つけて、市民の心の平安を確保することである。市民が女性であるか、男性であるか、性別にかかわらず、また何者であるかにかかわらず、司法機関が追求しているのは、社会における市民の権利保護であり、社会を構成する人々の安全の確立である。

 と付け加えた。

〔‥‥〕
つづく


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( 翻訳者:8410141 )
( 記事ID:35758 )