先生たちの給料、あがりました
2014年11月05日付 Hurriyet 紙


国会総会で討議された、研究者の給与を賃上げ改善する高等教育職員法改正に関する法の法案がトルコ大国民議会で承認され法律化された。

国会で昨晩承認された法律により教授と准教授の給与で726トルコリラ、教員には835トルコリラの増額がなされる。この法律により研究職員に436~726トルコリラの間で奨励金も与えられる。

研究者の給与増額を盛り込んだ法案が昨晩、議会総会を通過した。この法律により国立大学で勤務する約12万人の研究職員に「高等教育補償金」のもと、新しい支払方法が適用され、給与において35.5%の増額が保障された。またこの法律により4218~4932トルコリラの間の教授の給料が 5007~5656トルコリラへ、2931~3539トルコリラの間の准教授の給料が3657~4265トルコリラに上がる。2365~2451トルコリラの間の研究員の給料は3200~3256リラに、2285~2590トルコリラの間の教員の給料は3020~3425トルコリラに上がる。

■学術奨励金も

この法律により学術奨励金の適用も決められた。これによると教授に726トルコリラ、准教授に653トルコリラ、助教に581トルコリラ、研究員に508トルコリラ、教員に436トルコリラの学術奨励金が与えられる。学術奨励金は研究、出版、展示、特許、引用、学術諮問機関に対して提示される学術補償金を土台として毎年の学術奨励点数により与えられる。最終的に出された提案によって法律に加えられた修正で、学術奨励金をトルコ国軍職員の教職員も利用できるようになった。ナビ・アヴジュ国民教育相は大学の副事務長らの追加指標も変更されるであろうとし、その方向で取り組みを進めていると話した。

■トルコ青少年教育財団(TÜRGEV)論争

この法律に関する話し合いにおいて、トルコ青少年教育財団のイブニー・ハルドゥン・ワクフ大学の申請について議論された。CHPのエンギン・オズコチ氏がワクフの運営に共和国大統領の息子のビラル・エルドアン氏が参加していることを話した。AKP党員達が厳しい反応を見せる一方、AKPのドアン・クバト氏はワクフの運営委員会には自身もいることを明らかにし、ワクフが非常に透明であること、どのような汚点もないことを話した。CHPのアイトゥウ・アトジュ氏がアヴジュ大臣へ向かって「あなたはどのようにでも精神を変えうる、ある意味では生徒たちに良くない手本となるような人です。今後子供たちにこう言います、『ほら子供たち、ナビおじさんのようにはなるな』と」という言葉は論争を生んだ。アヴジュ大臣はアトジュ氏の言葉は『失礼』だと述べたが、アトジュ氏は失礼なことはしていないと反論し、「AKP政府において大臣が5人変わった。誰があなたほどこのプロセスに害を与えましたか?あなたは私たち全員をあなたの見解と態度と社会民主主義的視点でだましましたし、世俗教育を無くしたことにおいて一番貢献しました。あなたはトロイの木馬として使われたのです。あなたはそれに許可を与えたのです。たった一つの地位のために。その価値はありましたか、親愛なる大臣?」と話した。

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( 翻訳者:竹田史佳 )
( 記事ID:35783 )