大恋愛の末の新婚夫婦、早くも離婚(上)
2014年10月28日付 Iran 紙

【ショック班】8年間待ってやっとゴールインした新婚夫婦が、あまりにも早く、家庭裁判所の厄介になることとなった。

 面白いのは、新郎新婦の家族はいまだにこのことが信じられない様子だということ。というのも、自分たちの愛のメロディーを世界中に鳴り響かせていたエルハーム〔女性〕とメフルダード〔男性〕が、結婚後簡単に、自らの「夢の館」をメチャクチャにして、離婚のために家庭裁判所に足を向けることになろうとは、誰にも想像できなかったからだ。

 エルハームという名の27歳の女性は、〔テヘラン北部の〕ヴァナクにある家庭裁判所第268法廷のアムーザーディー判事に、次のように訴えた。

メフルダードとはご近所同士でした。出合って最初の頃から、私たちの心には愛が芽ばえました。そして8年前、私たちは互いの愛を確かめ合いました。

彼は何度か、ご家族の方と一緒に、プロポーズをしに我が家にやってきました。しかし私の両親の強い反対に遭ってしまいました。私の家族の人は誰も、この結婚に同意してくれませんでした。しかし私たちの決意は固く、一緒に暮らすつもりでした。

メフルダードはいつも優しく接してくれました。たまにメフルダードに悪いところがあっても、目に入りませんでした。そして私たちは自分たちの決意を貫き、ついに92年のオルディーベヘシュト月〔2013年4/5月〕に式を挙げました。

最初、私たちの生活は順風満帆でした。ところが時間が経つにつれ、私たちの関係は冷えていき、互いに距離を置くようになっていきました。私たちは色々な理由でけんかをするようになり、〔‥‥〕互いの家族の間に生まれた軋轢について、言い合うようになりました。

 この若い女性は、次のように続けた。

彼は私に、結婚したら過去のことや嫌な思い出、つらい思い出は全部忘れようと約束してくれました。ところが一緒に暮らすようになって、彼はいろんな出来事のことを口に出すようになり、私や私の家族のことを罵るようになりました。〔‥‥〕こうしたことから、私たちは別れて、今の愛のない生活を終わらせることで、合意したのです。


つづく


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( 翻訳者:勝 )
( 記事ID:35789 )