投石少年らの保護者に、罰金刑―ディヤルバクル
2014年11月17日付 Radikal 紙


ディヤルバクルの県知事府と県警察署は、子どもたちを危険な状況から隔離すること、搾取させないこと、そして、公共の秩序を保つことを目的とする予防的な決議により、事件に関与した子どもたちの家族に対し189トルコリラ(約8,400円)の罰金刑の適用を始めた。

ディヤルバクルの県知事府と警察署は、県内の子どもに関する重要な決議を採択した。11月2日付で採択された決議によれば、都市で起きた社会的な事件に参加した子どもの家族に対し、5236号軽犯罪法により189トルコリラの罰金を課すことが決定された。同決議が施行されてからこれまで、市街地で火炎瓶を投げること、治安部隊への投石、タイヤを焼くこと、花火を投げること、道路封鎖、ボイコットなどの活動に参加したことが明らかとなった18歳未満の子どもの家族に対するの適用が始められた。

取られる措置の中には、18歳未満の子どもにガソリン、タイヤの販売、供給したものに対し罰則が適用されることも含まれている。採択された決議の目的は以下のように発表された。

「(ディヤルバクルに暮らす)子どもたちが街角で様々な危険に曝されることを防ぎ、精神、身体的観点から搾取されることを防止し、教育を受ける権利を妨害されることを予防する。身体的、知的、精神的、道徳的、社会的な発達に対して害となる形で家族とやその他の人間からネグレクト及び搾取されることを予防するため、守られる権利の適用に関する議論を保障する必要がある。
ディヤルバクル県内に暮らしている子どもたちは、身体的、知的、道徳的、社会的、感情的発達と安全が非常に無防備に危険にさらされている。この決議は、子どもたちが家族やその他の人びとからネグレクトあるいは搾取されることを予防し、公共の安全を確保することを目的とする。同決議は、ディヤルバクルの県境内で18歳未満のあらゆる種類の社会的脅威や悪習に対して、無防備のまま置かれ、邪な考えに引きずり込まれ、身体的、精神的、道徳的発達、個人の安全が危険にさらされている子どもたちとその子どもたちをネグレクト、搾取する個人及び法人を対象とする。」

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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:35900 )