アクサライ大統領宮にはいくらかかったのか?「いえません」
2014年12月02日付 Radikal 紙


建築家協会アンカラ支部は、TOKİ(首相府集合住宅局)に対し、「アアクサライ大統領宮殿の建築費用に関し質問した。TOKİ側からは「当該費用の公表は国の経済利益に損失を及ぼす」との回答があった。

アタテュルク保護森林局(AOÇ)の敷地に建設される大統領宮殿(アクサライ宮殿)の建築費用に関する論争にTOKİも加わった。メフメト・シムシェキ財務相が 13億7000万リラ(約734億8265万円)と公表している同費用に関し建築家らは、TOKİへ質問した。TOKİからは、「当該費用の公表は国の経済利益に損失を及ぼす」との回答があった。
建築家協会アンカラ支部は、公文書でTOKİに対しAOÇ敷地内に建設される宮殿の建築費用の公表を求めた。TOKİ側は同じく公文書で情報・資料が事前公表さ れた場合、トルコの経済利益に損失を及ぼすと伝えた。TOKİが同協会に送付した返答には以下の様に記されていた:「国の経済利益に関する情報或いは資料に関する条項17には『公表ないしは事前公表された場合、国の経済利益に損失を与える、あるいは不当な競争・収入の要因となる情報或いは資料は、同法適用外とする』とある。同法の定めるところにより、TOKİ側からの情報公開は妥当と認められない。」

■ 「建築費用は50億リラを超え得る」

TOKİの回答に対しコメントした建築家協会アンカラ支部のテズジャン・カラクシュ・ジャンダン支部長は、大統領宮殿が完成すれば、その建築費用は予想を遥かに上回るだろうと述べた。同支部長は、宮殿の経費は50億リラ(約2681億8487万円)以上になり得ると主張し、「我々は同悪徳宮殿の建築費用が50億リラ以上になり得る事、当該費用は氷山の一角に過ぎない事を明らかにしている。TOKİが費用を公表しない理由が国の経済に損失を及ぼすと言う事ならば、これはつまり悪徳宮殿の経費が公表された場合、為替相場に投機的な変動が発生し、我々を茫然自失させるような額である事を意味している。これを根拠に我々に情報開示をしなかったのであれば悪徳宮殿の建築費用は経済危機を招く規模であると考えられる。我々は当該費用が公表済みの費用を遥かに超えていると伝えた、なぜなら公表済みの費用と一致する額であったなら、財務省が公表した額を公表する事をTOKiは躊躇しなかったであろう。悪徳宮殿の建築費用は公表された額以上、つまり13億7000万リラ以上であると断言できる」と述べた。「国民の宮殿」と表され費やされた資金の隠蔽が図られたと述べるジャンダン支部長は、「たとえ隠蔽を図ろうとしても、その限度を超えた浪費は断じて容認され得ない。国民の貧困の解決策を模索せず、ジャグジー、プール、スチームバスルーム、ハマムを完備した大統領官邸を建造させた者たち、そして経済危機を招くような費用を投じ、市民が利用するAOÇを乗っ取った悪徳宮殿を建造させた者たちは、政権を維持できないであろう」と語った。

■ 首相府に問い合わせて下さい

建築家協会アンカラ支部からの公文書でTOKİに対して行った質問の中には、首相官邸の総建築費用、建築物の概要・詳細、周囲の幅40メートルの道の費用、人件費、造園用に輸入された木々の費用、環境整備の入札を獲得した企業の情報、清掃費、庭園管理費、照明費、管理費が挙がっていた。TOKİは同質問に関して首相府に問い合わせるよう求めた。

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:36066 )