アクサライ大統領宮に抗議デモ―カドゥキョイ
2014年12月06日付 Radikal 紙


「北の森を守る会」、「イスタンブル都市保全団」、「ヴァリデバーを守る会」、「カドゥキョイ都市連合」、「闘うカドゥキョイ・ヨウルトジュ公園プラットフォーム」のメンバーらが、大統領宮殿に抗議デモを行った。

イスタンブルのカドゥキョイで、雄牛像の前に集合した一団は、「自由楽団」が伴奏する中バハリイェ通りを過ぎ、カドゥキョイの路地を練り歩いた。集団は、「ヴァリデダーの森はこれからも市民のものだ」、「大統領宮はおまえらのものだが、路地はわれわれのものだ」、「嘘と略奪の政権AKP」などと書かれたボードやプラカードを掲げた。中にはヘルメットを被った参加者もおり、様々な内容のスローガンが叫ばれた。

闘うカドゥキョイ・ヨウルトジュ公園プラットフォーム、イスタンブル都市保全団、カドゥキョイ都市連合、北の森を守る会、ヴァリデバーを守る会のメンバーらは、カドゥキョイの雄牛の像広場に集結した。デモ行進でシュレイヤ・オペラハウスの正面まで歩き、そこで、トルコの伝統的な影絵劇「ハジヴァト・カラギョズ」を上演することで大統領宮に抗議した。

グループ代表者の声明では、大統領宮のコストは13億7千万リラ(約700億円)に上る点に言及され、「しかし実際のコストは50億リラ(約2600億円)を上回るだろう。また、この重荷に加えて、不法な建築手法や、公正発展党の無法ぶりは、さびれた民主主義のあり方を改めて明るみに出した。我らの国土や、みなさんの森、海、水を、そして生活環境を、一切の法を無視し裁判所決定に背いてまで略奪した政府は、教育システムでも似たような手口を適用させ続けている」と述べられた。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:36112 )