宗務庁、高級メルセデス購入を釈明
2014年12月13日付 Radikal 紙

「宗務庁長官にメルセデス」との報道について、宗務庁から釈明が行われた。S500モデルの車は、宗務財団の予算からではなく、財務省が認める中で国家資材局によって購入されたものだと述べられた。

宗務庁広報渉外局から行われた文書発表では、以下のように述べられた。
「2014年12月3日に一部の報道機関で、宗務庁のメフメト・ギョルメズ長官及び庁本部の役人達へ、財団の予算から高級車が購入されたとの報道が行われたことに関し、国民のみなさまに正しい情報を提供するために、以下の発表が必要となりました。

■寄付金の用途は透明

宗務庁は、国民のみなさまに対する宗教サービス活動を、トルコ宗務財団との連携の中で実施している組織です。国民のみなさまが良き信仰のあかしとしてトル コ宗務財団に預けておられる寄付は、我が国及び世界のあらゆる場所で、みなさまのお力添えで芽の出た宗教的かつ有益な活動と教育活動に使用されており、またこの支出はあらゆる方法で世論と共有されています。

■国民からの預かりものに敬意

国民のみなさまからの預かりものである寄付で宗務庁もしくは庁本部の役人達へ高級車が購入された、あるいは同様の高級品購入のために使われたなどということは、考えるだけでも、宗務庁や宗務庁がみなさまからの預かりものに対して感じている深い尊敬の念を理解していないということになります。これを考慮すると、件の報道で報じられたような、トルコ宗務財団の力で宗務庁及び庁本部の役人達へ車が購入されたという主張は事実無根であり、メディア・モラルの観点からも良くないことです。

■議会の監査にオープン

報道にある全ての車は、2014年の本部運営予算法によって与えられた許可に対し、財務省が認める中で国家資材局によって行われた入札で購入され、購入されたものは公式な文書に何ら隠されることなく記録されています。支出額も前述の報道にある数字よりかなり下になります。また、支出の全てはトルコ大国民議会に加え、社会の監査に対してもオープンにされています。

■予算法によって行われた

トルコ宗務財団が近年行った積極的な活動によって我が国及び世界で得た、大変価値ある尊敬を集める立場が国民のみなさまの良心に起こした深い感情が、だんだんと増した時代において、恥ずべき道徳的でない印象操作の一部として、その全てを予算法によって保証された範囲で行われた支出を宗務財団と結び付けることは、公正さや正義とはかけ離れたことです。この事実でない報道に関し、法的手続きが速やかに開始される予定です。
社会のみなさまに敬意を持ってお伝えします。」

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( 翻訳者:粕川 葵 )
( 記事ID:36199 )