国軍総司令官:軍に政治的介入の意図なし
2014年12月06日付 Jam-e Jam 紙


イラン・イスラーム共和国軍総司令官アターオッラー・サーレヒー少将は、「軍は外交的・政治的介入の意図を全く持ち合わせておらず、われわれの任務を外交・交渉に関連付ける〔解釈〕にたいへん驚いている」と述べた。

アターオッラー・サーレヒー少将は、今日土曜朝、ブーシェフルにおける海軍四計画の開始式にて、海軍の日毎の努力をねぎらい、以下のように述べた。「ブーシェフル訪問を心から待ち望んでいた。全軍司令官(イスラーム共和国最高指導者ハーメネイー師)も殊の外喜ばれていることをイスラーム共和国で戦略上重要な位置を占める海軍、つまり諸君らに感謝をもって伝えたい。」

サーレヒー少将は、軍の作戦が外交や政治的な介入に関係していないことを説明しながら、以下のように述べた。「われわれの任務が外交や協議、または政治的な行動と関係しているとされたことに驚いている。われわれの任務は備えることであり、日々、自身の備えを積み上げることである。」

イスラーム共和国軍総司令官は、ブーシェフルとペルシア湾岸地域に固有の特色を認めながら「レイース・アリー・デルヴァーリー*(20世紀初頭のブーシェフルの英雄)が、その仲間たちと共に外国(イギリス)の侵攻を撃退したその日から、次世代へ受け継がれたこととは、今でも自身の足でペルシア湾岸を防衛せねばならないということだ」と言明した。

司令官は更に、「総体として海軍は、ペルシア湾南岸の隣人たちの信頼なくば、湾岸地域の外国人たちが瞬く間に存在し得なくなるような場所に厳然と存在しているのである」と述べた。

サーレヒー少将は、以下のように表明した。「イスラーム共和国軍の権威は、日に日に増大しており、様々な分野において権威を強化することに引き続き努めている。」

司令官は続けて、海軍が海や大洋で精力的に活動する間、海軍の心広き軍人の妻たちによる隠れた努力は、言わば親愛なる者たちの自己犠牲の賜物であるとし、次のように述べた。「革命の偉大なる最高指導者がおっしゃったように、あなた方の24時間体制の努力は、声なき聖戦であり、隠れた努力なのである。」

イスラーム共和国軍総司令官はまた、「イスラーム共和国の繁栄と栄光は、本日示される。海軍第二地域における海軍の誉れ高き象徴である様々な計画の開始に伴い、〔その計画は〕わが軍に対する新しい名誉と見なされるであろう。」と表明した。(Tasnim)
(* Jamejam-onlineの原文には誤植があり、この人物名については引用元のTasnim News Agencyの記事を参照した。)

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( 翻訳者:32hasan )
( 記事ID:36231 )