CHPは、ギュレン教団と手を結んでいたのか?―党内紛糾
2014年12月17日付 Radikal 紙

ビルギュル・アイマン・ギュレルCHPイズミル県選出国会議員の「CHPがギュレン教団と手を組んだ」という発言は議論を呼んだ。ヴェリ・アーババ副党首はギュレル議員にこの発言の根拠を示すよう求めた。エンギル・アルタイ会派副代表はギュレル議員が党則違反を犯したことと懲戒処分を受ける必要があることを話した。

エンギン・アルタイCHP会派副代表は、ビルギュル・アイマン・ギュレルCHPイズミル県選出国会議員が党則違反をしたことと必要な措置がとられることを話した一方で、 ヴェリ・アーババ副党首はというと「地方選挙でギュレン教団と非常に明らかに手を組んだ」という発言のためにビルギュル・アイマン・ギュレル議員にこの発言の根拠を示すよう求めた。CHP上層部に対するこの発言によりビルギュル・アイマン・ギュレル議員は懲戒処分を受けると言われている。

■懲戒処分が与えられることが必要である

エルギン・アルタイCHP会派副代表はラディカル紙に話し、ギュレル議員は党則違反をしたと話した。「ビルギュル・アイマン・ギュレル氏は党則違反を犯した。必要な措置がとられなければならない。関連の機関により懲戒処分を受ける必要がある。中央執行部(MYK)でもこの発言について検討が行われている。12月23日に党議会がある。その日までに関連する担当者がが懲戒処分の処置をとらない場合は私がその日に懲戒処分を与える提案をします」と話した。

■発言の根拠を示すように

ヴェリ・アーババ副党首は書面発表において以下のように述べている:「あなたはこの党の党員であり続け、この党の政治上の態度とその重要性によって国会議員に今後も選ばれ、そうなってからもあたかも別の党の代表であるかのように話すのでしょう。どんな政治的党もこのような攻撃を認めることはできません。すべてのCHPの党員のように党の組織において自身の党を批判することができます。しかし、このような発言を報道の前で行うことは、党員や政治家としての倫理に違反しています。誰にもCHPの党の一体性、安定を壊す権利はありません。あなたの目的がCHPへ害を与えることであるなら、この問題において成功したといわなければいけません。

■「CHPはどのグループとも手を組んでいない」

党の最も権限のある立場の一つであるスポークスマンの職を担い、優れたコミュニケーション技術やデリケートな言葉使いが必要である中、あなたの言葉とスタイルのために嫌悪の対象の状態になった時に党を批判することは、思いつかなかった。あなたは今、イズミルでさえ話されていない同盟の嘘を述べています。CHPは地方選挙でどの政治的グループ又は党とも手を結んでいません。どのグループにも票の心配から近づいたりしませんでした。選挙で手を組んだと言う人たち自身は他の方法で同盟を結んだでしょう。イズミルの人たちの頭においては、同盟というとどれか一つのグループと結ばれた同盟ではなく、彼女が自身の党の候補を支持するかわりに私たちの党から二度目の立候補をしていない元コナク市長と結んだ同盟関係が話されるのです。

■「あなたが主張した同盟と関係して知っていることがあればお話しください。」

あなたの説明は日々、私たちの党に向けた明らかな攻撃へ変わっていっています。『たとえどんなに党の上層部が否定したとしてもとても明らかに3月30 日の地方選挙でギュレン教団と手を組みました』と言うためにあなたには証拠がある必要があります。党の上層部を中傷にさらしたあなたのこの言葉の証拠を示す義務があなたにはあります。『非常に明らかに同盟を結びました』とあなたが言う組織と私たちの党の間の最も小さな同盟に関する具体的な証拠が何であれあれば、ただちに世論と共有してください。政治的に陥った絶体絶命の状況があなたにこのような言葉を言わせたと考えています。「泥を投げれば跡が残る」というようなあなたが進めてきた政治の理解が長くは続かないことを明らかにしたいです。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:竹田史佳 )
( 記事ID:36243 )