クルド戦闘員にチェコが武器援助
2014年12月21日付 Radikal 紙


イスラム国に対する軍事行動を開始した北イラククルド自治政府に、チェコ共和国も武器供与を始めた。チェコ共和国軍司令部は、ペシュメルゲ部隊(クルド人民兵)に貨物便で5千発もの対戦車ミサイルを提供した。

イスラム国に対して、PKK(クルディスタン労働者党)とYPG(人民防衛隊)の援助で数千人のペシュメルゲとともに包括的な攻撃を開始した北イラククルド自治政府に、アメリカの後、チェコ共和国も武器供与を始めた。チェコ共和国軍司令部は、ペシュメルゲ部隊に貨物便で5千発もの対戦車ミサイルを提供した。

ミッリイェト紙の報道によると、チェコ共和国軍司令部が行った書面発表で、5千発の対戦車ミサイルを載せた貨物がプラハ空港からアルビルに向けて出発したことが明らかにされた。

■タルアファル作戦

シェンガルの大部分を失い、モースルに向かっているイスラム国グループの全滅を防ぐために組織は、シリアのラッカとモースルから援軍を送った。シェンガルの中心部のいくつかの地点では衝突が続いているが、クルド部隊は街の全てを手中に収めるために前進している。テレビ局のEl Irakiye放送は、イラク政府所属の対テロ軍が、イスラム国の占領下にあるモースルのトルクメン系の街、タルアファルにある空港に入ったと伝えた。報道によると、イラクの対テロ軍とイスラム国との間で、タルアファル空港付近および教育・研究病院周辺で衝突が続いているという。タッル・アファルの市街地は5ヶ月間イスラム国の占領下にある。

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( 翻訳者:小川まどか )
( 記事ID:36286 )