収賄疑惑の3元閣僚、収入源をこう説明
2014年12月22日付 Hurriyet 紙


公正発展党(AKP)出身の三人の元閣僚が、経済犯罪調査委員会(MASAK)の専門家の資産に関する専門家調書への返答として特別国会調査委員会へ三つ新たな申請を行った。

エルドアン・バイラクタル氏以外に、ムアンメル・ギュレル氏、ザフェル・チャーラヤン氏とエゲメン・バウシュ氏は専門家が「記録された収入と釣り合わない」とするいくつかの資産の資金源を明らかにした。

元閣僚は、自分と子供たちの会社の経理記録と収支表を送り会社の利益を収入源の一つとして示した。エゲメン・バウシュ氏はまた家族から受け継いだ資産の登記簿を調査委員会委員長に送った。また三人の元閣僚とも「2013年以外の記録は委員会の任務と権限の領域には入らない」と主張した。

この問題は委員会での長い議論の原因となった。共和民主党(CHP)出身の議員たちは、捜査は2013年のものであっても大臣の全在任期間が分析対象であり、委員会はこのような形で制限されないと主張した。

ザフェル・チャーラヤン氏は、子息のサーリフ・カーン・チャーラヤン氏の帳簿にアルトゥンバシュ株式会社から2013年の6月25日に送られた253万 7000リラともう一人の子息アフメト・チャーン・チャーラヤン氏から自身に融資として送られた105万リラの資金源を二人の子供の婚礼で身に着けられる宝飾として提示した。専門家調書ではこのことに関して「この宝飾の金がいつ、だれによってもたらされたものかに関する情報はない」ということが明言された。

このことに関連して委員会に証書を送ったチャーラヤン氏は、貴金属店での手続きで4000共和国金貨が交換されたと申告した。専門家は、閣僚たちの新しい請願書と申告と以前のレポートを比較して新しい報告書を書くことになる。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:36302 )