ロシアの経済危機、トルコの農産物輸出業者直撃
2014年12月18日付 Radikal 紙


ロシアの経済危機がトルコで特に農産物輸出業者を倒産の瀬戸際に追いやった。一方、ロシアで金融会社の所有者だったイヴァン・シェルヴァシドゥゼ氏が昨晩泊まったホテル・ナショナルの一室でこめかみに銃口を当て引き金を引いて自殺した。

ロシアに対する欧州とアメリカの禁輸経済制裁が今年の8月からトルコの輸出業者にとって新市場となる期待を生んでいた。特に農産物輸出業者と鶏肉産業はロシア市場によって2015年が目標より遥かに上回る一年となると見られていた。しかし、輸出が始まる前にロシアは危機に陥っている。すでに新年以降のロシアへの輸出は40%の減少がある。ロシア通貨、ルーブルが米ドルに対し価値を失ったことがすでにトルコ輸出業者に損害を与えている。

■倒産の危機

ヒュッリイェト紙のサディ・オズデミル氏とネルドゥン・ハジュオール氏の情報によると、トルコ輸出業者の中で西地中海農産物輸出業者連合組合の理事長ムスタファ・サトゥジュ、ウルダー農産物輸出業者連合組合の理事長サリフ・チャル博士、イスタンブル農産物輸出業者連合組合の理事長ラティフ・ウナル氏、地中海農産物輸出業者連合組合の理事長アリ・カヴァク氏、東黒海農産物輸出業者連合組合の理事長アフメト・ハムディ・ギュルドーアン氏の5人の連合組合理事長が共同声明を行った。声明で、「我々の農産物輸出業者の損害賠償が確保されうることを保証する、緊急措置がとられることが必要だ。」と述べた。声明は以下のように続いた。

■損出覚悟の輸出

「ロシア生鮮野菜の需要への供給において最も重要な位置を占めるトルコでロシアへの輸出が増えるであろうという期待でもってすでに国内市場価格が必要以上に上昇した。このため、我々の輸出業者は製品を高値で購入することを余儀なくされた。供給と需要のバランスが崩れた。他の供給国からロシア市場に我々の予想をはるかに上回る製品供給が現実となった。この理由により我々の輸出業者が高値でもって購入した製品をロシア市場において大損失(赤字覚悟)でもって販売することを余儀なくされた。ルーブルの為替レートがここのところ60‐70%価値を失ったこと、そしてロシア市場で(通常)ルーブルによる3ヶ月後の決算で販売が行われているため、輸出業者が得るものは60‐70%減った。以上の理由により我々の輸出業者が倒産の瀬戸際に至った。」

■最初の経済危機による自殺

一方、ロシアで最初の経済危機による自殺が現実となった。金融会社の所有者であるイヴァン・シェルヴァシドゥゼ氏(70)が昨晩泊まったホテル・ナショナルの一室でこめかみに銃口を当て引き金を引いて自殺した。ロシア治安部隊の発表によるとホテルのスタッフが銃声を夜の10時頃に聞いた後警察に通報した。救護隊はドアが空いていたホテルの一室に入ったとき、倒れていたビジネスマンの遺体に対面した。イヴァン・シェルヴァシドゥゼ氏は自殺する前に遺書を残していたことが明らかにされた。しかし、ノートの内容については発表されなかった。ロシア調査委員会は自殺行動が経済危機に関連するものであることを示唆するにとどまった。

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( 翻訳者:満生紗希子 )
( 記事ID:36305 )