PKK「秩序公共形成」に大事な一歩―オジャランとの交渉成果
2014年12月26日付 Milliyet 紙

「PKK青年部はオジャランが進める(クルド問題)解決プロセスに従い立場を決める」

(クルド問題)解決プロセスの会談で、国の交渉団とアブドゥッラー・オジャラン氏との交渉事項である「公共秩序」の維持につき、PKK (クルディスタン労働者党・非合法組織)で重要な決議が取られた。PKK青年部にあたる青年グループは、活動方針変更に関する決定を行ったと発表した。

国の交渉団と政府関係者が(クルド問題)解決プロセスの枠組みにおいて、イムラル島でオジャランに、またHDP(国民の民主主義党)代表団の仲介でカンディルに送った「公共秩序維持」のメッセージがPKKの注目を喚起した。政府は、「公共秩序の維持において妥協はしない」旨発表を行い、解決プロセスの新たなステージを示した。このステージの枠組みにおいて、PKKは公共秩序に関し大事な一歩を踏み出した。主に東・東南アナトリアの県での街頭デモにより有名となった、愛国革命家青年運動(YDG-H)を含むPKKの最上位青年部組織Komalên Ciwan (青年グループ)は、カンディルで12月21~24日に実施した会議で活動方針変更の決議を取った。会議後、決議の発表が行われた。発表では、バス放火、(店舗の)強制閉鎖といった行動は批判を浴びており、オジャラン氏が続ける(クルド問題)解決プロセスに従ってPKK青年組織は立場を決め、今後進められるプロセスに対し用意を行う、と述べられた。

決議において、政府が頻繁に不快感を示してきた活動方針は批判を浴び、大規模な活動で顔を隠し、挑発行為を行い、他人の財産や生命に危害を加え、バスを放火し、あらゆる行動で(店舗の)強制閉鎖といった活動方針が否定された;これらは「有害な行動」と評価された。

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:36348 )