■アルジェリア：数十人のジャーナリストが同僚の釈放を求めて抗議活動を組織

【アルジェ：カマール・ザーイト（本紙）】

数十人のアルジェリア人ジャーナリストが首都アルジェのプレスセンターの入口前で抗議活動を組織した。彼らの同僚のアブドゥッサミーウ・アブドゥルハイ氏の釈放要求のためだ。彼は裁判や証拠に裏付けられた容疑が示されることなしに、16ヶ月の間一時勾留されている。彼の容疑はジャーナリストのヒシャーム・アッブードゥ氏がアルジェリアから出国するのを、それが禁止されていた当時に援助したことと言われている。

抗議活動を組織したジャーナリストたちは抗議のためにプレスセンターから出ようと試みたが、警官たちがそれを制止し、「アブドゥッサミーウ・アブドゥルハイに自由を」と書かれたプラカードを彼らから取り上げた。そして警官たちとジャーナリストたちの間で交渉がなされた後、入口前での抗議活動は決行された。ジャーナリストたちはどんな犯罪にも関与していないにも関わらず16ヶ月間監獄に勾留されているアブドゥッサミーウ・アブドゥルハイ氏の即時釈放を求めるプラカードを掲げ、人民の財産を奪い自由と保護を享受する役人と、何の権利もなく自由と家族を奪われたジャーナリストについて強調した。

ジャーナリストのアブドゥル・ワキール・バラーム氏は「アブドゥルハイ氏の勾留を継続することは報道の自由に対する侵害と見なされる。なぜならヒシャーム・アッブードゥ氏の出国を促したり援助したりした者たちは、聴取や、審理なしに自由を享受する一方で、アブドゥッサミーウ・アブドゥルハイ氏をこの件のスケープゴートにしようと意図しているからだ。」と述べた。

ジャーナリストのジャアファル・ハルーフィー氏は「ジャーナリスト・アブドゥルハイ氏の勾留の継続は、重大な不正である。なぜなら彼が有罪であった場合、裁判を行うべきであり、彼が無罪であった場合、釈放されるべきであるからだ。これほどの期間、裁判を行わずに彼を留めておくことは、不正であり、法に対する侵害である。」と述べた。

（後略）

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（ 翻訳者:野口雅貴 ）
（ 記事ID:36359 )