イラン国会議長「石油価格の下落は、イランとイラクを含む国々への陰謀」
2014年12月24日付 Jam-e Jam 紙
【ジャーメジャム・オンライン】
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[イラクを訪問中の]イラン国会議長のアリー・ラーリージャーニーは、イラクのフワード・マアスーム大統領と会談し、「イランは最も困難な状況においてイラク政府と国民を後押ししてきた」と述べ、こう発言した。
イランとイラクの関係やつながりは、歴史的なものである。我々は、隣国の友好国において、政治体制が確立され、この安定創出でイラク国民が果たす役割が大きくなったことを嬉しく思っている。
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■石油価格の下落は、陰謀だ
同イラン国会議長は、世界的な石油価格の下落に触れ、こう述べた。
石油価格の下落には、イランとイラクを含む国々に害を為そうとする陰謀が見られる。たとえ、石油価格の世界的下落の影響が経済的なものであるとしても、その狙いは政治的なものである。
また、ラーリージャーニー議長は、イラクにおける砂塵の問題を、深刻な困難のひとつと呼び、こう付け加えた。
相互協力により、この問題を解決しなければならない。我々は8年ほど前から、この難問解決のために、ターラバーニー大統領、ヌーリーマーリキー首相と協力する用意があると伝えてきた。
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( 翻訳者:画竜点睛 )
( 記事ID:36393 )