各地で降雪―立ち往生の車の中で年越し
2015年01月01日付 Hurriyet 紙


雪のため、火曜日15.00頃にアクヒサル・ゲレンベ間において、両面通行として閉ざされていたイスタンブル・イズミル幹線道路は45時間後、開通した。

新年を、車の中で、非常に困難な状況で迎えた運転手たちがバルケシルとイズミル方向へ向けて動き始めた。10キロメートルの道路上の、取り残された約300台の乗用車が救助されたのち、この道路にある雪の除雪が開始される。しかし現在、この道路上には、救助を待つ乗用車だけでなく運転手が置いて行った乗用車もある。

■大型長距離貨物トラックが反対車線侵入

アブデュルカーディル・ウラルオール幹線道路第二区局長は「チャナクチュの分岐点で、数十台の大型長距離貨物車が反対車線に入り込んでしまっため、開通できないでいる」と述べた。

■「政府は何をしているのだ!」という苦情

1台のバンに取り残された2人は、今まで10時間、雪水で持ち堪えようとしてきたといい、以下のように訴える。「ここの政府はどこにいるのだ。アメリカでは、このように国民が取り残されれば、政府はヘリコプターを発進させるものだ。散々だ!」

バルケシル、イズミルの高速道路において、トルコ人旅行者だけでなく、ロシア出身のアンナさんも取り残された。トルコ語を知らないと話すアンナさんは、「新年をこんなかたちで過ごすことに満足していない。体調も悪いです。寒くて、車で寝て、私はトルコ語を知らないし・・・」と言う。

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( 翻訳者:池田安奈 )
( 記事ID:36394 )