ベルリンで極右差別者による襲撃
2015年01月05日付 Hurriyet 紙


ベルリンで人種差別主義者の襲撃に遭ったユダヤ人が、まず顔に唾を吐き捨てられたあと、殴られていたことが分かった。ベルリンのユダヤ教団に所属している女性の車にもナチスのシンボルが彫られた。

ドイツで近年増加している人種差別主義襲撃だが、新たに2つの事件が起こった。ベルリンでユダヤ人一人が暴行され、さらに一人の車にはナチスのシンボルであるハーケンクロイツが彫られた。

■容疑者はアラブ人かトルコ人

ドイツメディアで報じられ、年越しの夜に起きたこの事件は、注目を浴びた。この事件について、まず26歳のユダヤ人が深夜2時半ごろクロイツベルグ地区で地下鉄に乗り、そこで”挑発的な歌”を歌う7人のグループに出会ったという。警察報道官は今日(月曜日)行った会見で、グループがイスラエル及びユダヤ人に反対するような物言いをしたと述べた。このときの様子を携帯電話で録画していた男性は、このグループの言葉を終わらせるために警告した。これに対して顔に唾を吐き捨てられた男性はその後、暴行され、頭に怪我を負った。

襲撃犯たちの捜索活動を開始した警察は、容疑者がトルコ系もしくはアラブ系であると述べた。

■車にナチスのシンボル

シャルロッテンブルクではベルリンのユダヤ教団に所属する33歳の女性の車にハーケンクロイツの形が見つかったとという。警察はこの差別主義的襲撃の犯人たちを見つけるために捜索を開始した。

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( 翻訳者:桑迫静香 )
( 記事ID:36431 )