1915年100周年対応へ、行動プラン―アルメニア問題
2015年01月06日付 Milliyet 紙


TBMM(トルコ大国民議会)は、1915年事件100周年を理由にロビー活動を開始した。TBMM議長府はこの一環として行動プランを作成した。

ジェミル・チチェキTBMM議長は、議会外務委員会の委員長らと1915年事件に当たり一堂に会した。チチェキ議長主宰の下で実施された会議にEU調整外務委員会委員長及び、トルコ-EU合同議会委員会委員長と国際議会会議トルコ代表団長らが出席した。

作成された計画によると、アルメニア人民族絶滅(ジェノサイド)という主張が100年目を迎えるに当たり、世界の非常に多くの国でアルメニアロビーが開始する攻撃に対し、トルコは包括的な行動プランの実施を予定している。チチェキ議長は他国の要人らに対し書簡を送る予定である。

■ 「局外者がロビー活動を行う」

チチェキ議長は、「局外者が事実無根の虐殺のために2015年に一点集中して世界中でロビー活動を行う」と述べ、2015年にトルコはこれを否定する真剣なロビー活動を実施しなければならないと述べたことが分かった。
取材の中で、当該問題は歴史家に委ねられるべきであるという方向性を打ち出すと述べたチチェキ議長が、以下のように語ったことが明らかにされた。

「歴史に関する事件に対しては歴史家ら、学者らが決定を下すべきである。合同の歴史委員会の活動が結論を出すまで、諸国の議会が何らかの決定を下すことは正しくない。委員会から如何なる結果が出ようと我々はこれに従うつもりだ。国外の対話者らの間でこの問題を我々が進めていくべきだ。」

議会外務委員会メンバーらは諸外国でロビー活動を実施する予定である。EU協調委員会のメフメト・テケリオール委員長は、トルコは衝撃をもたらし、驚愕させるようなロビー活動を実施する予定だと伝えた。

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:36445 )