「『人々の道』紙・編集長の素顔」【各紙朝刊のぞき見】(2)
2014年12月27日付 Jam-e Jam 紙


【ジャーメジャム・オンライン】ニークアーハング・コウサルは、ハムシャフリーやネシャート、アスレ・アーザーデガーン、経済ニュース、ソブヘ・エムルーズ、アーフターベ・エムルーズ[・・・]などの新聞に作品を掲載していた風刺漫画家で、現在は海外在住だが、長いあいだ、グーチャーニーと協力関係にあった。数年前に自身の回想の中で、(『人々の道』紙・現発行責任者の)アフマド・サッターリーに触れ、こう書いていた。

あなた方のほとんどが、アフマド・Sの名を聞いたことがないだろう。彼は、《将校》と呼ばれ、多くの者は彼の許可なしには水すら飲むことができないほどの力をもっていた。

[元・テヘラン市長の]キャルバースチー[を被告とする]裁判でも二度彼の名が挙げられた。法廷では、キャルバースチーに、「なぜ、市庁舎に属する印刷所が低価格で《S》に売却されたのか、との質問がなされた。《S》は、国内定期刊行物局事務総長であった時期に、数ヶ月間、[テヘラン市ローカル紙である]《ハムシャフリー》の編集長を務めていた。(サイード・ハッジャーリヤーンを社主とする)《今日の朝》紙が創刊されると、《S》は同紙の実質的な舵取り役となった。《今日の朝》紙と《今日の太陽》紙が発行停止処分を受けたとき、《S》が得た利益は7億5000万トマンに及んでいたと言われた。

ほとんどの新聞が赤字だった時期に、彼は《今日の朝(ソブヘ・エムルーズ)》紙のために新たな建物を購入できた。・・・改革派紙の資金は新聞記者らが出していたにもかかわらず、《S》のような黒幕は、出資しなかったばかりではなく、貯金箱に溜め込んでいたのだ。

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( 翻訳者:有為転変 )
( 記事ID:36462 )