パリテロ共犯者、ブルガリア・トルコ国境で逮捕
2015年01月13日付 Milliyet 紙


フランスの風刺新聞のシャルリー・エブド紙に対して先週行われ、12人の命を奪った襲撃の実行犯であるシェリフ・クアシ、サイード・クアシ兄弟との関与が疑われるフランス人のフリッツ・ジョリー・ヨアキンが、ブルガリアから隣国トルコに入国しようとした際に逮捕された。

フランスの首都パリのシャルリー・エブド紙のオフィスで12人を殺害したシェリフ・クアシ、サイード・クアシ兄弟の罪への関与が疑われるフランス人のある人物が、ブルガリアで拘束された。

ブルガリア国営テレビ(BNT)が検察庁報道官の話に基づいて行った報道によると、フリッツ・ジョリー・ヨアキン容疑者(29)についてヨーロッパ全土で逮捕命令が出されていることが明らかになり、またハイチ生まれのヨアキンのフランスへの身柄引き渡しのために手続きを開始したことが発表された。

ブルガリアの検察庁が明らかにした情報によると、ヨアキンは1月1日に息子のアブデル・ラフマンくん(3)とトルコのブルガリア国境の町カプクレの反対側にあるカピタン・アンドレエヴォ関税ゲートで、ブルガリアからトルコに入国しようとした際に逮捕された。

フランスの検察当局は二つの別々の理由からヨアキンの引き渡しを求めていると述べられた。ブルガリアのハスコヴォ市の検察所局に到着し、またヨアキンの妻の主張に基づいた最初の引き渡し要求は、ヨアキンが息子を母親の許可がないまま国外に連れ出したことに関係する。ヨアキンは1月1日にこの理由により国境ゲートで足止めされいたことが判明した。

■身柄引き渡しの決定は1月16日に

ブルガリアに1月12日に届いたパリ検察当局からのもう一つの身柄引き渡し要求は、容疑者が「陰謀を企てテロ活動を計画した」ことによりなされたものであると述べられた。ヨアキン容疑者が逮捕されたブルガリアのハスコヴォ市の地裁は、身柄引き渡しの手続きに関する決定を1月16日に行うとみられている。

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( 翻訳者:松井友紀 )
( 記事ID:36534 )